「新しい職場で収入アップを図りたいけど、これまでの実績をうまくアピールできるか」「仕事をしながら、自分に合った転職先は見つかるのか」「自分にマッチした応募先が、本当にあるのだろうか」という不安を抱きながら、転職活動をしていませんか?
そんなあなたには、転職活動を効率よくサポートしてくれる転職エージェントの活用がおすすめ!
本記事では、転職が初めての人も多い20代、30代が利用したい転職エージェントを厳選してご紹介します。
さらに、転職エージェントとはどんなサービスか、利用のメリットやデメリット、サポートの流れを徹底解説!
「エージェントに見捨てられることはあるのか?」「内定が出たときの断り方は?」「転職エージェントを使わない活動方法は?」といった気になる疑問にも答え、初めての転職に対する不安も解消します。
本記事を読んで転職エージェントに登録し、あなたの転職活動を加速させよう!
転職エージェント | リクルートエージェント |
dodaエージェント |
マイナビエージェント |
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特徴 | ・求人数が多く、幅広い | ・LINEでやり取りできる | ・業界特化のサービスも |
公式サイト |
もくじ(クリックで移動します)
転職エージェントは、採用を検討する企業と転職希望者の間に立ち、マッチングを進めるサービスです。エージェントは、企業から求める人材像をヒアリングして求人を確保。企業のニーズに合っているかを見極め、転職希望者に求人を紹介します。
転職希望者は、転職市場やノウハウを熟知する担当者から求人紹介や選考対策、内定後の条件交渉まで、幅広い支援が無料で受けられます。
転職エージェントには、「総合型」と「特化型」の2種類があります。
「総合型」は、業界や職種を幅広く取り扱う転職エージェント。あらゆる業界、職種、地域に対応しており、求人件数の取り扱い数が多いのが特徴です。
「特化型」は、特定の業界や職種の求人のみを扱う転職エージェントです。金融やITといった業界や、年収、年齢、役職、地域などに特化しており、エージェントの担当者はその分野に精通しています。
転職エージェントと似たようなサービスなのが、転職サイトです。こちらは自分で気軽に求人検索し、気になった求人があれば自由に直接、応募できます。
ただ、転職エージェントのように、非公開求人の紹介やスケジュール管理、選考対策といったサポートはありません。応募書類作成や面接などは全て 自力での対策が必要。
そのため、自分で自由に転職活動を進めたい人は、転職サイトの利用がおすすめです。
サービス | 転職エージェント | 転職サイト |
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求人応募 | 担当者を通す | 自分で自由に応募 |
活動支援 | 担当者がバックアップ | 自分で対策 |
スケジュール管理 | 担当者が代行 | 自分で管理 |
転職エージェントのメリットは、効率よく転職活動が進められることです。
転職エージェントは、企業の求める人材像と転職者がマッチしているかを吟味した上で、非公開を含めた中から求人を紹介します。求職者にとっては、自分に合った求人に応募していけるので効率的。
選考対策や面接の日程調整、企業との条件交渉など充実したサポートも、スピーディーな転職活動を後押ししてくれます。
一方のデメリットは、転職エージェントによって応募できる求人が限られるところです。転職希望者の経験や希望条件に合わせて求人を紹介するため、マッチした求人がない場合も。
また、対面での面談を必須にしている場合、エリア外に住んでいるとサービスを受けられない可能性もあります。
「総合型」の転職エージェントは、あらゆる業界、職種の求人を扱っていて、非公開を含めた求人の数が豊富です。
本記事では、オリジナルの支援サービスやサイトでの求人検索のしやすさなどを含め、「転職を考えたら、まず登録すべき」エージェント4つをご紹介します。
業界最大手の総合型転職エージェント。公開求人数30万件超・非公開求人も28万件超と、圧倒的な求人数が魅力です。グローバル、金融・コンサルタント、経営幹部から、営業、企画・事務、ITエンジニア、電気・機械系技術職など、豊富なラインナップから求人を紹介してもらえます。
希望に合わない求人への応募や、強引な転職の後押しがないため、転職してからの退職率はわずか4%。加えて、転職希望者を担当するアドバイザーは希望業界に精通し、独自に分析した業界・企業情報を提供してくれます。
企業への応募や面接などの進捗管理ができる転職支援専用システムや、面接力向上セミナーといった独自サービスも魅力のひとつです。
リクルートエージェントに次ぐ約10万件の求人情報を保有。変化の速い転職市場に精通したプロが、転職活動を手厚く支援します。担当する専任のキャリアアドバイザーは、強みを見極めた求人紹介から、応募書類の添削や面接対策といった転職ノウハウをサポート。LINEで気軽にやり取りができるのも魅力です。
採用プロジェクト担当は、企業の人事と同じ視点であなたの経歴や希望に合った求人を紹介するほか、面倒な面接日程の調整など企業とのやり取りを代行します。
サイト内にある186万人の転職者ビッグデータから算出した「年収査定」は、わずか3分で自分の適正年収が分かるため、一度試してみてください。
登録者の話をじっくり聞き、疑問に丁寧に答えるのが特徴で、初めて転職する20代や30代におすすめです。担当のキャリアアドバイザーは転職市場に精通し、的確なアドバイスを送ってくれます。
また、企業の人事担当者とやり取りする「リクルーティングアドバイザー」が在籍。職場の雰囲気など、求職者が知りたい「生きた企業情報」をキャリアアドバイザーと共有し、企業と転職希望者のマッチング力を高めています。
公開、非公開を合わせ約10万件の求人を保有し、IT・Webエンジニア、メーカーエンジニア、営業職、金融業界に強く、それぞれに特化したエージェントサービスも展開中です。
1都3県を中心とした首都圏での転職支援に強みがあるエージェント。2万件以上の非公開求人は、大手からベンチャーまで人気企業や優良企業ぞろい。中でもIT・Web・通信系エンジニア、管理・事務・企画系、営業職などが充実しています。
キャリアアドバイザーとの1対1の個別相談会を定期的に開催し、転職に対する不安や疑問を気軽に相談することも可能です。担当者とは電話やメールのほか、LINEで連絡を取り合うことも可能で、効率敵にサポートしてくれます。
20代の転職は、企業での経験を重ねた人ばかりではありません。大学などを卒業後、入社した会社を比較的早く退職した「第二新卒」や、未就職の「既卒者」といった転職も含まれています。
いずれも社会人としてのキャリアのスタート時期に当たるため、未経験でも可能な求人を豊富に取り扱い、入社後もサポートが手厚いといった特徴を持つエージェントを4つ紹介します。
マイナビグループ唯一の20代の転職を専門としたエージェント。非公開を含めた求人はすべて20代が対象で、未経験OKも多数扱っています。既卒者のみに限定した「アドバンス」や、エンジニア向けのサービスも展開。
若手の転職市場を熟知した担当のアドバイザーが全力でサポートするので、入社後の定着率も93.6%(※)と高めです。世界中で年間数千万人が受ける適性診断の受検も可能で、初回面談の時にアドバイザーからフィードバックが受けられるほか、自己分析にも役立ちます。
(※)2020/10/1~2021/9/30に入社した人の3カ月の定着率
20代の第二新卒、既卒、フリーター向けに、一人ひとりに寄り添うオーダーメイド型の就業サポートを展開。求人は非公開ですが、大手からベンチャーまで2,600社以上の優良企業が登録しています。厳しい独自基準を設け、ブラック企業を減らしているのもポイント。
担当者は第二新卒や既卒者だった経験者ばかり。求職者への理解度も高く、手厚いサポートをしてくれます。入社後も不安があれば何度でも相談でき、転職後の定着率は高めの96.8%(※)です。
(※)2021年度実績
フリーターや第二新卒といった若手に特化し、未経験OKの非公開求人は常時1000件以上保有しています。
マンツーマン模擬面接など手厚いサポートに定評があるほか、独自の取り組みが充実。転職のコツが詰まったオリジナルの冊子を提供や、仲間づくりに役立つ「転職交流会」の定期開催、寮や引越し、住居や生活のことまで相談できる転居サポートなども展開中です。
最近では、コロナ禍で「内定取り消しの通知を受けた」「失業した」20代求職者を対象に、就活に掛かった金銭を支援するサービスも始めています。
フリーターや大学中退者、既卒者、第二新卒を対象に、未経験者に特化した転職エージェント。
オリジナルの「就職カレッジ」では専門のアドバイザーとの面談のほか、ビジネスマナーから履歴書・面接対策までを学べる無料の就職講座の受講ができます。さらには未経験者を採用したい優良企業20社を集めた集団面接会を開催。
三位一体の取り組みで、81.1%の就職率(※1)と結果を出しています。就職後も継続サポートを受けられ、入社後定着率は91.5%(※2)です。
(※1)2018/2/1~2018/7/31の面接会参加者の内、把握している就職決定者の割合
(※2)2019/2/1~2020/1/31に入社した人の3か月定着率
ハイクラスやミドルクラスの求人は、通常の転職サービスではなかなか出てきません。
企業は将来の経営層を任せる可能性を視野に、マネジメント経験を持つ人材を求めているため、求人を掲載する所を厳選しているのです。そうした求人がひそかに集まるのが、ハイクラスやミドルクラス専門に扱うエージェント。
専門的な知見を持つ担当者の支援を受けながら転職活動を進められるので、積極利用がおすすめです。非公開の求人を多く保有し、年収も800万円以上の求人を数多く扱う転職エージェント3社をご紹介します。
年収800万円~2,000万円の非公開求人を多数保有する、ハイクラス向け転職スカウトサービスです。登録後は、提携する約600社、4,300名以上(※)のヘッドハンターからのスカウトを待つだけ。企業から直接、オファーが来ることもあります。
また、これまでの経験を生かすなら、企業を顧問として支える「顧問求人」のスカウトが受けられるサービスも要チェックですよ。
(※)2022/5時点
エンワールドは、アジア5ヵ国に拠点を持つ転職エージェント。エンワールドの保有している求人のうち約7割が外資系企業となっています。
求人の質も高く、中にはAmazonやヒューレットパッカードなど、世界をまたにかける大企業の求人も豊富。またハイクラスの求人にも特化しており、年収800万円以上の求人数は10,000件以上※の取り扱いがあります。※非公開含む
経営幹部などのハイクラス求人は非公開で募集されることが多いため、エージェントに相談しながら自分の希望に合った求人を見つけられるでしょう。
外資系企業への転職で年収アップを狙いたい人におすすめです。
管理職・エグゼクティブ・専門職人材の転職支援に強みを持つ日系エージェント。日本、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、香港特別行政区、韓国、ベトナム、インド、英国、ドイツ、アメリカの世界12カ国に広がる独自のネットワークを武器に、外資系や海外進出する企業の求人も保有しています。
登録25,000社以上のうち6割が非公開求人で、独占求人の紹介も可能。所属する約1,200名のコンサルタントは、求人企業を直接、訪問するので、企業の文化や風土から事業戦略まで把握し、リアルな情報を提供します。英文レジュメの作成などでも強力バックアップが望めるので、グローバル企業への転職希望者におすすめです。
世界39の国と地域、日本には91ヵ所に拠点を持つ、世界最大級の転職エージェント。若手の転職から年収800万円以上のエグゼクティブ・管理職人材まで、幅広く支援しています。
グローバル・外資系企業に強く、8割が非公開求人のほか、独占求人や年収3,000万円以上のハイクラス求人も豊富に保有。各業界の職種やカルチャーに精通した専任コンサルタントからのアドバイスも的確で、安心して転職活動ができます。
どんな業界でも、エージェント側が業界について熟知していなければ、ミスマッチが起こる可能性があります。
特にIT業界は業務の幅が広く、働き方も正社員や契約社員、派遣社員、業務委託と多様化しています。そのため業界を熟知しているかは、エージェント選びの大きなポイント。
多様な案件を多数保有し、フォロー体制が充実している転職エージェントを紹介します。
5,000社以上の取引先を持つ、フリーランスのITエンジニア案件を扱うエージェント。年間3,000回以上も企業に足を運ぶため信頼も厚く、大手企業から直接請け負っている求人も多いです。
担当者は、登録者が案件に集中できるように、営業活動の代行から、契約更新・交渉、次回案件の提案、さらには定期的なランチフォローまできめ細かくサポート。そのため、契約更新率は90%超(※1)、満足度も92.6%(※2)と高い数字を出しています。
登録前に「フリーランスになりたい人」「市場価値を知りたい人」「フリーランスとして働いている人」と、タイプ別に個別相談会も行っているのでチェックしてみてくださいね。
(※1)2016/8実績
(※2)参画までの対応満足度 2017/4~2017/6
外資系やグローバルの企業は、日本とは違った企業文化を持ち合わせています。
だからこそ、その業界や企業がどのような文化や風土を持ち合わせているのかに精通する担当者が在籍しているかどうかは、エージェント選びの大事なポイントです。 ここでは、英語力の高い人材をサポートしてきた実績のある2社をご紹介します。
多国籍企業とグローバルな人材をつなぐ人材紹介会社です。
「入社後活躍」をミッションに、20代から50代までの幅広い年代で英語力の高い人材の転職をサポートしています。
管理職、経営幹部、スペシャリスト職の求人に強く、業界と職種に精通したコンサルタントがチームを組んで求職者支援に当たるのが特徴。入社後1年間は継続サポートが受けられるため、入社後半年の定着率は97.5%です。
外資系やグローバル企業に強みを持つ人材紹介会社です。1985年にロンドンで設立され、日本の拠点は東京と大阪の2ヵ所。長期的にやりとりしている企業の人事担当者も多く、非公開の求人を多数扱うほか、英語力を活かしたグローバル企業の転職支援を得意としています。
担当のコンサルタントは業界への就業経験があるなど精通している人ばかり。マーケットの現状や動向の説明だけでなく、キャリアやスキル、将来の方向性などを考慮した求人紹介をしてくれます。
大学などを卒業後、首都圏で就職したものの、さまざまな事情で地方に転職する人もいるでしょう。
しかし、仕事をしながら現在の条件とマッチしている求人を探すのはとても大変です。だからこそ転職エージェントを頼るのは、選択肢のひとつ。地方の状況を熟知し、豊富に求人を扱うエージェントをご紹介します。
地方求人に強い転職エージェント。全国200以上の地域金融機関と提携し、多くの非公開求人や独占求人を扱っています。
担当のキャリアコンサルタントがキャリアカウンセリングから面接対策、企業との調整までワンストップで対応するので、転職が初めての人や異業種・職種への転職を希望する人も安心ですね。
また、U・Iターン希望者に、出張相談会やWeb相談会を実施。提携の不動産会社を通じての転居先の案内など、転職後のサポートまで手厚く行っています。
総合型と特化型のそれぞれの強みに合わせて、おすすめの転職エージェントを紹介してきました。それでも、「どのエージェントが、自分に合っているか」は、なかなか分からないところですよね。
そこで、「求人数の多さ」「担当者変更の可否」「取り扱い業種、職種」「オンライン面談ができるか」の4つのポイントが、自分の希望とマッチしているかを確認してみてください。
応募する求人は、なるべく多くの選択肢から選びたいもの。保有している求人数が多ければ多いほど、求める業種や職種、大手から中小企業まで求人が集まり、自分の希望とマッチしやすくなりますよ。
登録前に求人数は必ずチェックしておきましょう。
転職エージェントで転職希望者をサポートするのは、アドバイザーやコンサルタントといった担当者です。相性もあるため、途中で担当者の変更を申し出るのはもちろん可能です。
面談で率直な自分の思いや質問を丁寧にヒアリングしてくれるかなど、自分に合う担当者か見極めていきましょう。
転職エージェントが、どのような業種や職種の求人を取り扱っているかもチェックしましょう。
「20代に特化したサービスを利用したい」「ハイキャリア転職が希望」など、既に方向性が決まっている人で特化型の転職エージェントを選ぶ場合は、担当者がその業界や職種にどのぐらい精通しているかも大事なポイントです。
コロナ禍で、電話やオンラインでの面談も増えてきました。対面での面談を重視する転職エージェントもありますが、転職希望者にとっては、「移動時間を減らせる」「都合のいい時間で面談できる」メリットがあります。
地方在住者は遠隔でも求人紹介や選考対策などのサービスが受けられるので、転職先の選択肢がぐんと広がりますよ。
転職エージェントの種類や選ぶポイントがわかったら、今度は支援の方法やタイミングを紹介します。転職エージェントの登録から転職先が決まるまでのプロセスでイメージできるように、大事なポイントやコツを織り交ぜながら8つのステップでお伝えします。
転職エージェントの担当者との初回面談は、登録時に記載した経歴情報をもとにヒアリングでスタート。 そのため、登録前には履歴書や職務経歴書をメモ書き程度でまとめておいてください。
まずは自分の経歴やこれまで取り組んできた業務内容、転職理由はもちろん、今後のキャリアでやってみたいこと、やりたくないことを整理しておきましょう。
希望する転職エージェントのサイトから登録します。入力完了後、1週間程度でエージェントから連絡があり、面談の日程を決めます。
担当者との面談は、対面や電話、オンラインのいずれかで行われます。転職希望者のこれまでの経験などを振り返る「キャリアの棚卸し」のほか、転職の目的や希望条件の確認、求人紹介やキャリアプランの提案が主な内容です。
担当者との面談は、信頼関係を築く場。できる限り素直に自分の気持ちを話してみてください。担当者も、あなたを戦略的にサポートしやすくなるからです。
希望や疑問、他に利用するエージェントなど、小さなことから逐一、伝えてみましょう。嘘をついたり、自分を大きく見せたり、不満ばかりはNGです。
あなたの経験やスキル、方向性をもとに、担当者から多くの求人が紹介されたら、応募の可否を検討します。
次回以降の求人のマッチング精度を上げるためにも、求人情報に対して「希望と異なっていた」「この条件が違った」などと感想を担当者にフィードバックしましょう。
紹介された求人の中から応募先が決まれば、書類を整えましょう。
担当者に職務経歴書を添削してもらうほか、あなたの長所などを書いた「推薦状」を書いてもらいます。書類がそろった段階で、応募手続きに入ります。
書類選考に通過したあとは面接です。通常1~3回行われます。
必要に応じて担当者に面接対策を依頼し、アピールすべき点を確認しましょう。面接後は転職エージェントから企業側のフィードバックが伝えられるので、今後の転職活動に生かしましょう。
どの企業の面接でも質問される「自己紹介」「志望動機」「転職理由」について、自分なりの回答を用意しておきます。特に「志望動機」は、応募企業のホームページや採用サイトをひと通り読み込んで考えておきましょう。
模擬面接ではだいたい、うまく話せなかったり、伝え方が冗長になったりします。改善点を含め、担当者に細かくチェックしてもらいましょう。
内定が出たら、承諾するか、転職活動を続けるか悩みどころです。迷った時こそ、早めに転職エージェントに相談しましょう。
同時に、最後に決断するのは自分自身なので、転職先に対する優先順位の見直しも忘れずに。
内定を承諾した後も、転職エージェントのサポートは続きます。
言い出しづらい年収や待遇の交渉、入社日の調整は担当者が代行してくれるので、退職に向けた社内調整に専念できます。
転職エージェントのサポート方法も理解できたと思います。それでもやはり「転職で失敗しないか」という不安をぬぐい切れない人もいますよね。
そこで納得の転職先を見つけるために、転職エージェントを使いこなす4つのポイントをお伝えします。
転職エージェントも、転職に対して意欲のある人へ時間をかけます。
具体的には、紹介された求人は自分でもしっかり調べるほか、エージェント以外のサービスで進めている転職活動の進捗など、担当者と積極的にコミュニケ―ションを図りましょう。
また、担当者が連絡しやすいように、あらかじめ電話やメールで対応できる時間帯などを伝えておくようにします。
自分の希望は、転職エージェントの担当者にしっかり伝えておきましょう。
自分が望む求人の方向性や、転職先を決めたい期日、あるいは不安や疑問といった要望を具体的に伝えると、担当者はそれに沿った動きをしてくれます。
担当者との相性は、転職活動の成否にも関わります。
問い合わせフォームから担当者の変更を申し出てみてください。これまでのサポートに対するお礼のほか、「他の方の意見を幅広く聞いてみたい」といった表現に工夫して伝えると良いでしょう。
転職エージェントは「総合型」と「特化型」に分けられるだけでなく、それぞれに強みや個性があります。
自分と相性がいいと感じたエージェントに絞り込んでいくのがおすすめです。
転職エージェントを利用するにあたって、知っておきたいポイントをQ&Aでまとめました。いずれも押さえておきたいポイントばかりですので、参考にしてください。
無料で利用できます。転職希望者が転職エージェントから紹介された求人で入社した場合に限り、企業から紹介手数料を受け取る「成功報酬型」のビジネスモデルだからです。
求人を紹介されない場合があります。具体的には、担当者が経歴やカウンセリング、利用状況などから「紹介できる求人がない」「今は転職する時期ではない」と判断した場合です。
辞退する場合、担当者には対面か電話で、誠実に伝えしましょう。これまでのサポートに対する感謝とともに、「他のエージェントから紹介された企業に行くことにした」「仕事内容、待遇、条件を考慮した結果」など、理由をしっかり伝えます。
辞退は内定が出てから1週間程度。内定承諾後の辞退は、原則NGだと思ってください。
転職サイトやハローワークの求人から、自分で応募して転職を成功させている人もいます。ただ、こちらは転職エージェントのように、担当者がつくわけではありません。
応募書類の作成や面接対策、スケジュール管理などは自力で取り組む必要があります。
おすすめの転職エージェントのほか、選び方のポイントや使いこなすコツなどを紹介してきました。転職エージェントは、無料で転職希望者の活動をがっちりサポートする心強い存在です。
特に転職活動が初めてという20代から30代の社会人は、複数のエージェントに登録して積極的に利用したいところです。
ぜひこの記事を参考にしながら、自分にマッチした転職エージェントを見つけてくださいね!