「どの転職サイトに登録すればいいの?沢山ありすぎて選べない」と悩んでいませんか?
本記事では、初めて転職活動する20代〜30代の人向けにおすすめの転職サイトを5社、厳選してご紹介します。
「転職経験者の口コミが良い転職サイトが知りたい」「自分に合った転職サイトに登録したい」と考えている人は、ぜひご一読ください。
もくじ(クリックで移動します)
自分にあった転職サイトはどのようにして選ぶとよいのでしょうか。 転職活動に初めて取り組む人向けに、まずは転職サイトの基本的なポイントをご紹介いたします。
転職サイトとは、中途採用の求人が掲載されているWebサービスです。
自由に検索・閲覧ができ、各求人を比較・検討した上で気に入った求人があれば応募するなど、サイトを通じて直接企業側とコンタクトがとれます。
無料で利用できるため、転職活動をする上でかなり活躍するサービスです。
現在、国内にはさまざまな転職サイトが存在しますが、その種類は大きく2つにわかれます。
それぞれに求人の種類や量、サイトの機能に特徴があり、また利用するメリットも異なります。 それぞれの強みを活用するため、転職サイトは複数登録がベターです。
転職サイト選びで重視すべきは、サイトの見やすさと検索機能の充実さです。
大手転職サイトでは常時数万件の求人を掲載していますが、どんなに求人数が多くとも、あなたの希望条件にあった求人を見つけやすく、かつ情報が見やすくなければ意味がありません。
登録しなくても、検索できるサイトがほとんどなので、実際触ってみるのがいいでしょう。
また、意外に忘れがちなのがスマートフォン上での操作性です。 PCでは気にならなかったのに、スマホ画面が使いにくいと感じるのはよくあること。
毎回ログインを求められたり、行きたいページにすぐ辿り着けないといったストレスは辛いものです。
外出先からスマホで求人を探したい!という人は、こうした煩わしさを回避するために、公式アプリをリリースしている転職サイトを選ぶとよいでしょう。
本記事でご紹介する5つの転職サイトはいずれも、公式アプリをリリースしています。 また「見やすさ」に続いて、「検索のしやすさ」も転職サイトの比較で大切なポイントです。
転職サイトによっては独自の検索項目を設定するなど、各社によって特色が異なります。
例えばリクナビNEXTの検索項目は非常に細かく、他サイトよりも自分の希望条件を反映しやすいです。 職種や勤務地の絞り込みはもちろんのこと、「勤務時間の特徴」の項目では、下記のような条件で抽出できます。
他にも、働き方の特徴では、
といった条件で絞り込めます。 さらに、
といった他社ではなかなか見ない検索項目も。
自分の希望にあった求人を効率よく探すには、検索機能がとても重要です。 転職サイトを選ぶときはこの点をよく意識して、実際にいくつか利用してみましょう。
「リクナビNEXT」や「doda」のような総合型転職サイトでは、さまざまな年代向けの求人を豊富に扱っています。
一方で、特化型転職サイトでは、特定の年代やハイクラス・ハイキャリア向けの求人を扱うなど、独自のターゲットを想定したつくりになっています。自分の年齢や経験が、サイトのターゲットに合っているのか見極めが必要です。
例えば、年収1000万円前後の求人をメインで扱うハイクラス向けの転職サイト「ビズリーチ」に、20代前半のいわゆる第二新卒といわれる若い人が登録しても、ぴったりの求人に出会う確率は少ないでしょう。
転職サイトを選ぶときには、そのサイトがどういった人向けなのか認識したうえで登録してくださいね。
転職先への希望条件は、人によってまったく異なります。業界や職種だけでなく、勤務地や年収、副業ができるか、リモートワークの可否など、見ているポイントは違いますし、「未経験の仕事につきたい」「経験を活かしたい」といった転職理由もまたそれぞれです。
とくに特化型サイトの場合は取り扱い求人にも特色があるので、自分の条件にあった求人をどの程度保有しているのか、まず一度検索をかけてみるとよいでしょう。
求人検索だけなら会員登録をしていなくても利用できます。
応募する段階で会員登録すればOKなので、まずは気軽に検索画面をさわってみましょう。
どんな検索項目があるか、そして実際にどれくらい希望にマッチする求人があるのかをチェックしてみます。
その結果、「表示数が多い」「魅力的な求人があった」と感じるものから本格的な利用を開始するとよいでしょう。
なお、検索にあたっては、自分が転職先に何を求めるのか希望条件の整理が不可欠です。 条件を書き出すだけでなく、優先順位をつけるなどして、転職の目的をはっきりさせておきましょう。
転職サイトは、気に入った求人があれば自分で応募する仕組みなので、あなたのペースで自由に転職活動を進められます。しかし、実際に転職活動を進めていくとさまざまな悩みにぶつかり、足が止まってしまうことも。
例えば、
など、誰かに聞きたくなるような疑問や悩みが。
転職サイトでは、Q&A形式で回答集を掲載しているところはあるものの、最終的には自己判断になります。
もし、誰かに聞いてほしい、誰かに決めてもらいたい時は別のサービスの利用も手です。一部の転職サイトでは、転職エージェントサービスという別サービスを用意しています。
転職エージェントとは、登録者一人ひとりに選任のキャリアアドバイザーがついて、求人紹介だけでなく応募書類作成のアドバイスや面接対策を実施するなど手厚いフォローを提供してくれるもの。こちらも利用は無料です。
転職サイトには、比較的幅広い年代・職種をカバーしている総合型転職サイトと呼ばれるものと、ある特定の層に特化した特化型転職サイトと呼ばれるものと、大きく分けて2種類あるとご紹介しました。
中途採用を実施する企業によっては、「特定の転職サイトのみにしか掲載しない」というケースもありますし、複数サイトに掲載する場合でも、求人情報量はそれぞれで異なります。求人を漏れなく検索するには、メインで利用するサイト1〜2社と、サブで利用するサイトを選び利用するのがベストです。
ここからは、20代と30代の人におすすめの組み合わせをご紹介します。
総合型転職サイトであれば、20代ならどのサイトでもメインターゲットとされている場合が多いので、どこを選んでもある程度の求人と出会えるでしょう。
特化型転職サイトのなかにも20代向けのサービスがあるので、希望条件に応じて総合型と特化型を組み合わせて利用するのがおすすめです。
30代は、次第に即戦力かどうか求められてくる年齢です。
未経験者応募可能の求人が少なくなり、経験を生かしてスキルアップしたいという人向けの求人割合が増えてきます。
これから、初めて転職活動をする20・30代の人向けにおすすめ転職サイトを5つ、厳選してご紹介します。
取り上げるのは、まずはこれに登録しておけば安心!という総合型サイト③つと、特化型サイト②つです。ぜひ転職活動に活用ください。
dodaは全国の求人を扱っており、特定の業界・職種に偏りもないので、ほぼ全ての人に使ってほしい転職サイトです。
dodaは東証プライム市場に上場しているパーソルグループのパーソルキャリアが運営している転職サイトです。 1989年から転職サービスに携わっており、後述するリクナビNEXTと共に高い知名度を誇ります。
dodaは転職サイトの画面からエージェントサービスへの申し込みが可能で、 サイトのみの利用と、エージェントサービスとの併用を自分で決められます。
他の転職サイトの場合、エージェントサービスが別サイトとして独立していることが多く、登録が二度手間になりますがdodaはそういった手間がありません。
dodaは初めて転職活動をする人向けへの情報コンテンツが充実しており、求人検索よりも先にこちらを目当てに登録する人もいるほどです。
dodaは全国の求人を扱っており、常時掲載件数も10万件以上と高い水準を保っています。 毎週月曜・木曜に新着求人が更新されており、鮮度の高い求人情報にアクセス可能です。
特定の職種に偏りがなく、営業・販売・事務・企画・技術・専門など、あらゆる職種の求人を掲載しています。
dodaの検索項目は充実しており、希望の働き方にあった求人を見つけやすい仕様になっています。
また自分から探すだけでなく、企業から登録者の情報を見たうえで「ウチの会社の面接を受けませんか?」とスカウトメールを送付してくれることも。
自分の経験が思わぬ業界や職種で活かせることがわかり、転職先の選択肢を増やせるかもしれません。登録時には自分の経験・スキルを詳細に入力しておきましょう。
リクナビNEXTはdoda同様、全国の求人を扱っており、特定の業界・職種に偏りもないので、ほぼ全ての人が活用できる転職サイトです。
リクナビNEXTは会員数会員数916万人を突破(※)しており、知名度も高い総合型転職サイトです。具体的にその特徴を4点挙げます。
※2019年6月末時点
リクナビNEXTはリクルートIDを持っていれば、そのIDですぐにログインが可能です。
リクルートグループが提供する他サイト「ホットペッパービューティー」や「じゃらん」などを利用した人は、その時使用したID(メールアドレス)を入力するだけで、会員登録が完了します。氏名や連絡先を一つひとつ入力しなくとも、利用開始できて非常に便利です。
リクナビNEXTは求人数の多さが魅力です。全国に求人獲得の営業部隊を配置して、大手企業だけでなく100名以下の中規模の企業の求人も積極的に開拓しています。 取り扱い領域は、サービス、不動産・建築、メーカー、小売、IT・通信など幅広い業種を掲載。
また、求人情報の更新は毎週水曜日と金曜日の2回。日々膨大な量の求人が追加されますので、新着求人に絞り込んで検索すれば、鮮度の高い情報が手に入ります。
リクナビNEXTでは自律的な転職活動を行うためのサービスが豊富にそろっています。
リクナビNEXTの検索機能は他サイトと比較して、非常に詳細な検索項目が設定されています。
未経験者や女性を積極採用している求人などの絞り込みはもちろん、その他にも、応募から内定まで1週間程度の急募案件や、10名以上採用予定の案件、応募者全員と面接する案件といった項目でも抽出可能。
自分なりのこだわり条件を設定・保存しておけば、ストレスなくいつでも効率的に求人を検索できます。
LIBZは、リモートワークやフレックス勤務など、新しい働き方を探している人におすすめの転職サイトです。
LIBZは、LiBzCAREERから生まれ変わった転職サイト。比較的新しいサービスですが、前身で得ている経験と知識は期待できます。
サイトには
など、さまざまな求人特集を用意。特集を見て「いいかも!」と思ったタイミングで求人を探せます。
さらに嬉しいのは、エージェントに相談もできる点。求人を探す中で、時には悩むこともあるでしょう。そんな時は「LIBZエキスパート」を活用しましょう。
あなたの求める内容に合わせて、求人の紹介や検索のサポートが受けられるのは嬉しいですね。
LIBZエキスパート以外に、「LIBZプレミアムサポート」にも要注目。
以下のサービスが受けられますよ。
あなたにどのサポートが合っているのかは、会員登録後に無料で診断ができます。簡単な質問に答えるだけなので、約3分で完了します。
ビズリーチはハイキャリア狙いの30代以上向け求人を中心とした特化型転職サイトの代表的存在です。
ビズリーチは近年CMの影響もあり、特化型サイトの代表として認知度が急上昇しています。
しかし限られた層向けの転職サイトなので、どのような特徴があるのかよく分かっていないという人も多いでしょう。 本章ではその特徴を4点にまとめ、解説します。
ビズリーチで扱う求人の3分の1以上が1000万以上の案件になっています(※)。
外資系、ベンチャー企業の役員候補といったハイクラス案件がメインなので、年収をあげたい、スキルアップしたいと考える人向けの転職サイトです。
※2021年1月時点
ビズリーチには5000人以上の登録ヘッドハンターが在籍しており、登録者の経歴に合致する求人があればヘッドハンター側から連絡が入る仕組みです。
ヘッドハンターは転職市場にまだ出回っていない非公開求人を保有していることも多く、めずらしい求人にも出会える可能性もあります。
ビズリーチは自分から応募するのではなく、スカウト型の転職サイトです。 企業やヘッドハンターが登録者に強い関心をもった上でアプローチするので、年収など採用条件交渉に応じてくれ、登録者側の要望も叶いやすいと言えます。
ビズリーチにはプラチナスカウトといって、求人を案内(送信)できる回数が制限される仕組みが導入されています。
企業やヘッドハンターは対象者を慎重に絞り込んでいくため、マッチング精度があがり、結果として内定確度が高いスカウトが実現します。
Re就活は20代・第二新卒・既卒の人向けに特化した転職サイトです。
Re就活は株式会社学情が運営する転職サイトで、20代・第二新卒・既卒の人向けに特化した求人を扱っています。
20代・若手社会人を対象としているため、未経験者歓迎求人の割合が高いサイトです。 研修制度や教育体制を整えている企業の求人が多いので、職歴に自信がない人でも積極的に新しい業界・職種に挑戦できます。
これまで正規雇用で働いた経験がなくても、正社員として就職できる求人も取り揃えています。
例えば、他の転職サイトでは書類審査通過に苦労してしまう以下のような人はぜひ登録するとよいでしょう。
Re就活では企業人事担当者と直接会って話せる転職イベントを月に数回開催しています。 イベントではWebに掲載されていない企業と出会えたり、その場でスカウトを受けられたりなど、サイト利用だけでは転職活動がなかなか進まない、という人にとっては状況打開のチャンスが得られるかもしれません。
オンライン・リアル、どちらのイベント形式も採用していますが、リアルイベントの場合は少人数制・事前予約制をとっており、コロナ禍でも安心して参加できるよう、最大限の感染対策がとられています。
転職の成功はどれだけ情報を集めたかに左右されます。情報戦といっても過言ではないでしょう。したがって、転職を考えたらまずは希望条件に一致する求人を探すことから。
転職サイトは無料で求人情報を集めるツールとしてもっとも手軽で、効率的です。 求人情報だけでなく、転職のノウハウや応募書類の作成ツールなど、各サイトごとにさまざまなコンテンツを用意しているので、利用して損はありませんよ。
転職サイトはWebにアクセスできる人ならだれでも利用できます。
会員登録をしなくても求人検索や転職に関するコラムなどの閲覧は可能ですが、応募はできないので注意してくださいね。 会員登録時には個人情報などを入力する必要があり、少し手間に感じるかもしれません。ですが応募まで進めたいのなら、しっかり情報は埋めておきましょう。
転職サイトはPC版とアプリ版があるサービスもあり、スマホユーザーは使いやすい公式アプリを利用するのがおすすめ。 もちろんアプリ版でも無料です。プッシュ通知機能を設定すれば、メールやお知らせなどを見逃しにくくなります。
転職サイトには、
といった情報が蓄積されています。
これらの情報は、自分の市場価値を知ることにもつながり、また、多くの求人を比較することで「自分が本当にやりたいこと」がハッキリと見えてくるようにもなるのです。
求人情報の量と質は、転職サイトの実力をはかる重要な指標です。
転職サイト側は他サイトとの差別化をはかるため、様々な工夫をしています。 「求人情報なんてどのサイトも内容に大差ないでしょう?」と思う人も多いでしょうが、比較してみると、そのサイトにしか記載のないオリジナルな内容であることがわかります。
例えばリクナビNEXTの場合、独自に取材をし、企業ホームページを見ただけでは分からないような詳細な情報まで掲載している場合がほとんどです。
ライターは求職者が知りたい情報を熟知しているプロ。業務内容や待遇面といった基本的な情報だけでなく、組織構成や社風など普段見るような求人情報に載ることの少ない情報も発信されています。リクナビNEXTの求人票とハローワークの求人票を比較すれば、内容の違いに気づくでしょう。
他の転職サイトも仕事のやりがいを直接社員にインタビューしたり、社屋や勤務風景といった写真を多めに掲載するなど、「ウチでしか扱っていない情報」を載せることにこだわっています。
同じ求人でも、サイトごとに得られる情報が違うので、いくつかのサービスを併用して企業研究に役立ててみましょう。
応募したい求人が見つかったら、さっそく行動に移していきましょう。
まずは書類審査ですが、リクナビNEXTやdodaのサイト内には、職種別の職務履歴書のテンプレートの見本が掲載されており、レイアウトや文言を参考にできます。 一から作成しなくとも、指定された項目を埋めればワードの職務経歴書にダウンロードしてくれるサービスもあるので、転職活動初心者にとっては非常に便利です。
書類審査の後は通常2〜3回の面接がありますが、よく聞かれる質問などは回答例について解説されています。こういったアドバイスページも一見の価値があるでしょう。
新卒時の就職活動と異なり、転職活動では活動時期が個人によって異なるものです。
置かれている状況もその人によって違うため、自分にあった情報をどのように集めればよいか悩む人も多いでしょう。 そのような人達のために、各転職サイトでは転職活動経験者の成功談や失敗談のエピソードを豊富に掲載しています。
直近転職活動に取り組んだ先輩たちは、何を考えて行動し、どういった行動が良かった・悪かったと振り返っているのか、とても参考になる記事です。
また各転職サイトには最新のAI技術を使って診断する自己分析ツールが備わっており、 こういった客観的な分析ツールを使って自分の強み・弱みを整理することもポイントです。
転職活動では複数の企業に同時応募することもしばしばあります。首都圏など求人数が豊富なエリアでは、一度に10社ほどエントリーする人も。
そうなると、書類選考結果待ち、面接日程調整中、面接日確定済、一次面接結果待ち、二次面接日程調整中、などそれぞれの進捗管理がとても複雑になります。
転職サイト上では応募・選考状況などをWeb画面からまとめて管理でき、その案件がどのステイタスなのか把握しやすくなっており、対応漏れといった失敗を極力防げるようになっているのです。
転職サイトは誰でも気軽に利用開始できるものですが、単なる情報収集として利用するだけではなく、積極的に使いこなすことが転職成功への道です。ここでは転職活動におけるシーンごとの活用術について説明しましょう。
情報収集の段階で大切なことは、今回の転職理由をしっかりと言語化しておくことです。
「自分はなぜ転職したいと考えているのか?」「その理由は転職でないと解決できないのか?」との問いにしっかりと自分の言葉で答えられるでしょうか?
この部分がしっかりと言語化できた人は、次の転職先に求める条件を整理し、企業選びの軸を決めていきます。 条件はできるだけ細かく書き出し、そのうえで優先順位をつけていくとよいでしょう。
勤務地や職種だけでなく、副業が可能か、在宅勤務OKかなど、長く働いていくうえでは決して無視できないような項目もしっかり洗い出しておくことが重要です。
転職活動の初期段階でつまづきやすいのは、書類選考です。 現職中の場合、日々の業務も忙しいのでなかなか応募書類作成(職務経歴書や履歴書)に時間が割けないといった声も。
しかし、所属企業や業務経験だけを書いただけの応募書類では、企業の人事担当者が「自社にフィットするのかどうか」判別できず、不合格となるケースもあとを絶ちません。
今までの業務で自分なりに工夫したことや、実績についての自己PRを記載するなど、応募書類には「ぜひ会ってみたい」と思わせるような工夫が必要です。 転職サイトには見本となるテンプレや記述例なども掲載されているので、参考にしながら早めにとりかかりましょう。
転職時の面接はこれまでの業務経験についての質問がメインとなり、ある程度聞かれる質問が決まっています。 そのため就職活動で経験した面接よりも対策がたてやすいでしょう。
以下に挙げているものは面接時に聞かれる可能性が高い質問なので、まずはこの5点をしっかり押さえてください。
転職は当然のことながら、内定をもらって終わりではなく、条件交渉と退職交渉の2つ交渉するタイミングが発生します。
条件交渉というのは、内定通知書で提示された給与額や勤務地などの就業条件について、承諾できない部分があれば、直接人事担当者に相談することを指します。面接時の評価が高ければ、応募者の希望を汲み取って、提示条件を修正してくれる場合もあるので、気になる事があれば交渉を検討してみましょう。
退職交渉とは、現職中の場合、最終出勤日や退職日、引継ぎ期間やその方法について上司と相談することを指します。強い引き留めに合うことも想定され、退職に同意してくれないといったトラブルに発展することも。
いずれの交渉も、慣れていないと苦労する場合もあるので、転職サイトに掲載されているQ&A集などを参考にしましょう。
転職後(入社後)にありがちな失敗としては、早く実績を出したいと思うあまり、人間関係構築をおろそかにしてしまうことです。
わからないことがあったときに聞ける人や、困ったときに相談できる人を見つけるなど、良質な人間関係を築くことは転職の満足度を左右する大事なポイントになります。 即戦力性を発揮したいという気持ちがはやるあまり、自己流で突っ走ってしまう人がいますが、周囲から反感を招くおそれもあるので十分注意しましょう。
その職場には、その職場なりの雰囲気や長い時間かけて培ってきたルールなどがありますので、まずは早めにその文化に慣れることがポイントです。 謙虚な気持ちで、焦らずじっくりと周囲の人と丁寧なコミュニケーションをとるように心がけましょう。
転職サイトを利用する上でよく聞かれる疑問や不安点について回答します。
求人応募から内定まで1社の選考にかかる日数は2週間〜4週間程度かかるとみておきましょう。 選考スケジュールとしては、書類選考後に面接が2回実施されるのが一般的です。 また、会社によってはSPIなどの適性検査を実施するところも。
転職活動では、複数社を並行して応募していくので全体では3か月程かかります。
「賞与支給後に退職したい」「年度末に退職したい」といった、自分なりの希望時期がある場合、そこから3か月前をひとつの目安としましょう。 できれば余裕をもって半年前から始めるのが理想です。
【例:4月1日入社を目標とする場合】項目 | 時期 |
---|---|
求人を探す | 10月頃 |
職務経歴書作成・応募開始 | 10月末 |
面接 | 11月~12月 |
退職を伝える | 1月~2月中 |
最終出勤日(その後有休消化) | 3月中 |
退職日 | 3月31日
※退職日と入社日は隣あうことが理想です。 |
なお、dodaには内定までのスケジュールを逆算してくれるカレンダー機能がありますので、参考にするのもよいでしょう。
現職中の場合、人事部や上司に転職活動をしていることは極力知られたくありませんよね。 ほとんどの転職サイトにはスカウト機能がついていますから、現職企業の人事担当者が自分の経歴を目にしないとも限りません。
しかし企業がスカウトメールを送付する時に閲覧できる情報は、登録者情報の一部にすぎません。氏名や住所、勤務先といった個人を特定できるような情報は非公開となっており、年代や居住する都道府県、スキル情報といった大まかな情報のみです。
それでも心配という人は、あらかじめこの企業には自分の情報を公開しないでほしいという非公開設定の機能を利用しましょう。 その際には、現在の勤務先だけでなく、過去に務めたことのある勤務先をすべて非公開設定にしておくのがおすすめです。
自分ひとりでの転職活動に限界を感じる人は転職エージェントを活用するとよいでしょう。
転職エージェントは転職サイト同様無料で利用できて、自分だけの選任キャリアアドバイザーがつきます。 キャリアアドバイザーには求人の選定や、日程調整の代行、面接練習、入社日や待遇の交渉などをお願いでき、自分ひとりで活動するよりも効率的に転職活動が進められるのが特徴です。
転職活動が成功するか以前に、そもそも転職すべきか悩んでいませんか?
以下で、転職するか悩んでしまう代表的なケースを3つ紹介するので、同じ状況の人は参考にしてみてくださいね。
新卒で入社したばかりで転職ができるのか、といった若すぎるゆえの不安もあればその逆の心配もよく耳にします。どちらにしても数十万人規模の都市であれば求人の種類や量はある程度豊富にあるので、よほど細かい条件を設定しなければ、受け入れ先を見つけることは可能です。
書類選考の通過率が低くとも、根気強く応募を続けてみましょう。
中途採用は新卒採用と異なり、基本的には実務経験が重要視されます。しかし20代など年齢が若いうちは、伸びしろとポテンシャルを見込まれて採用されることも少なくありません。
転職サイトでは「未経験者積極採用」といった検索項目を設置していますので、チェックを入れて集中的に探してみましょう。
どのような職場でも不満はありますから、目の前の嫌なことから逃げたいという理由で退職していては、転職を繰り返すことになってしまいます。転職することでしか解決できないのか?自問自答のうえ、転職活動を開始することが望ましいでしょう。
転職活動は在職中に開始することをおすすめします。
転職活動にじっくり時間をかけたいという理由で、先に退職してしまう人もいますが、収入が途絶えたことでて希望条件の妥協をしなくてはいけない場合も。また、離職期間が長くなると書類選考の通過率にも影響を与えるため、デメリットも多いのが実態です。
たしかに在職中の転職活動は、退勤後に面接を受けにいくなど、気力・体力的に大変な部分も多いでしょう。しかし就職活動は集中すれば数か月のことです。 忙しさは一時的なものであり、年単位の話ではありませんので、多少の覚悟をもって乗り切りましょう!
転職を考えている人にとって、転職サイトへの登録は転職活動の第一歩です。
転職サイトは単なる求人情報にとどまらず、転職に関するあらゆる情報について発信されているので、今すぐ活動を考えていない人でも、情報収集の一環として登録しておくとよいでしょう。
本記事では20代〜30代におすすめの5社を厳選して紹介しましたが、各サイトによって、特徴があることをご理解頂けたと思います。それぞれの長所・短所をカバーしあうためにも、転職サイトはいくつか登録しておくのがベター。
公式アプリがある転職サイトなら、公式サイトを調べる必要なく、スマホからでもいつでも簡単にアクセス可能です。 隙間時間で簡単に情報取集できるように設計されていますので、さっそく始めてみてはいかがでしょうか。