薬剤師におすすめの転職サイト10選！転職方法やサイトの使い方も解説

更新日：2022年12月16日

就職・転職

「転職したいけれど、そもそも薬剤師の転職の始め方がわからない」という悩みはありませんか？

在職中の場合は転職について調べる時間も少なく、つい先延ばしにして転職するタイミングを失ってしまった人もいるかもしれません。

そこでこの記事では、薬剤師の転職方法や、転職サイトを使う際の手順、おすすめの転職サイトなどを紹介します。逆に、選ばないほうがいい転職サイトの特徴も紹介しているので、転職活動を始める際の参考にしてください。

もくじ（クリックで移動します）

薬剤師の主な転職方法
薬剤師が転職サイトを使うメリット
薬剤師が転職サイトを使うデメリット
薬剤師が転職サイトを使用するときの流れ
薬剤師が選ばないほうがいい転職サイトの特徴
薬剤師が転職サイトを選ぶときのポイント4つ
薬剤師におすすめの転職サイト10選
薬剤師におすすめの転職サイトの比較一覧表
薬剤師の転職に関するよくある質問
後悔しないための薬剤師の転職サイトの選び方まとめ

薬剤師の主な転職方法

薬剤師が転職するには、主に次の3つの方法があります。

知人に直接紹介してもらう
求人を探して応募する
転職サイトでエージェントに仲介してもらう

この中で効率良く転職しやすい方法は、3番目の転職サイトを利用する方法。

知人によい職場を紹介してくれる人がいれば一番簡単ですが、実際にこの方法で転職できるのは一握りの人でしょう。自分が転職したいタイミングで知り合いの職場が求人をしており、人事ともつながりがあるのは非常にレアなケースです。

求人サイトで求人を探すこともできますが、大量の求人の中から応募したい企業を絞り、さらに一つずつ応募や面接の日程調整などをしなければいけません。時間と手間がかかるため、在職中に転職活動をする場合は不向きの方法です。

転職サイトでエージェントに仲介してもらう場合、希望の条件やこれまでのキャリアをふまえ、非公開求人も含めておすすめの企業を紹介してくれます。求人情報には掲載されていない内部情報にも詳しいため、転職後のミスマッチも防ぎやすいのが特徴です。

また、面接日程の調整や書類の準備、面接の練習などのサポートも充実。エージェントが応募先の決定から転職先の確定まで手伝ってくれるので、転職が初めての人や、あまり転職活動に時間を割けない人も効率良く転職活動が可能ですよ。

薬剤師が転職サイトを使うメリット

薬剤師の転職サイトには、以下のようなメリットがあります。

内部情報を知っているエージェントから自分に合う企業を紹介してもらえる
非公開求人を紹介してもらえる
履歴書の作成や面接の練習を手伝ってもらえる
面接の日程を調整してもらえる
企業と待遇や条件の交渉をしてくれる

転職サイトを使うと、エージェントが求人探しや日程の調整などを代わりに行ってくれるため、効率的に転職活動ができるでしょう。

また、一般の求人サイトには掲載されていない求人も取り扱っており、より多くの求人の中から合う企業を紹介してもらえます。エージェントは企業とのやり取りの中で内部情報も手に入れているので、求人を読んだだけではわからない情報も案内が可能。

さらに、面接の日程調整や企業との条件交渉などもエージェントが行ってくれるので、エージェントには自分の希望を積極的に伝えていきましょう。

薬剤師が転職サイトを使うデメリット

一方、薬剤師が転職サイトを使う際には以下のようなデメリットも存在します。

担当エージェントとの相性が合わない可能性がある
マイペースな転職活動が難しい

多くの場合、専任の転職エージェントが付いてサポートしてくれますが、性格の相性やエージェントの経験などによっては不満を抱くかもしれません。「この人では不安だ」と思ったら、サポートセンターなどに連絡して担当を変えてもらいましょう。

また、転職サイトを使うとエージェントが内定までのステップを進めるため、自分のペースでの転職活動が難しくなります。「少し転職活動を止めてゆっくり考えたい」と思っても、次から次へと求人を紹介されたり、選考の判断を急かされるかもしれません。

じっくり考えながら自分のペースで転職活動をしたい人は、転職サイトのスピード感についていけない可能性があります。

薬剤師が転職サイトを使用するときの流れ

転職サイトを利用する際は、以下のようなステップで進行することが多いです。

登録・面談
求人紹介・応募
書類・面接対策
面接
内定

それぞれのステップで行うことを解説します。

登録・面談

利用したい薬剤師向けの転職サイトを見つけたら、まずは会員登録をします。名前や電話番号、簡単な経歴などを入力してください。登録が済むと、後日担当のエージェントから電話やメールで面談日程の連絡がきます。

面談では、これまでのキャリアの詳細や希望している転職先の詳細などを伝えます。エージェントへは、正直に自分の希望を伝えることが大切。

エージェントとの面談は採用面接ではなく、どのような求人が合うかを確かめるものです。なるべく本音で話し、自分にぴったりな企業を紹介してもらえるようにしましょう。

求人紹介・応募

面談後は、担当者が希望に合う求人をピックアップして紹介してくれます。それぞれの詳細を確認し、応募したい企業があれば担当者に伝えましょう。

なかなか希望が見つからない場合は、希望条件を絞って探すのも一つの手。あまり厳しい条件にすると、紹介できる企業数が減ってしまうので、「何を譲れない条件とするか」は担当者としっかり話し合ってくださいね。

書類・面接対策

応募先が決まったら、企業に応募書類を提出します。不安があれば、履歴書や職務経歴書の添削、面接の練習などを行ってもらいましょう。

薬剤師向け転職サイトのエージェントなら、希望するキャリアの内容に合わせて実績の書き方や自己PRをアドバイスしてくれます。

面接の練習は基本的に何度でもOK。とくに転職が初めての人は、自信がつくまで何度も練習させてもらうとよいでしょう。

面接

書類審査が通れば、次は面接です。面接の日程はエージェントが希望に合わせて調整してくれます。当日担当者が同席してくれるケースも多く、その場合は聞きにくい質問を代わりに聞いてくれるので心強いはず。

企業によっては、面接の前後に採用となった場合の職場を見学させてくれることも。機会があればぜひ利用してみてください。

内定

面接にも合格し内定となれば、現職の退職手続きを行います。

もし待遇が希望と異なる場合は、エージェントが交渉してくれます。不満を抱えながら働かなくて済むように、待遇に納得がいかないときはエージェントに相談してみてください。

薬剤師が選ばないほうがいい転職サイトの特徴

以下に当てはまる転職サイトは、後悔する可能性があるので使用をおすすめしません。

希望に合う求人が少ない
エージェントが親身になってくれない
転職を急かされる

せっかく転職サイトに登録しても希望している条件に合う求人が少なければ、エージェントの助けを借りてもなかなか転職先が決まりません。登録後に求人の少なさに気付いたら、他の転職サイトを使ってみましょう。

また、エージェントが親身に相談に乗ってくれなかったり、転職を急かしてきたりする場合は、要注意。あなたの希望に沿わない、ミスマッチな求人を紹介されるかもしれません。

エージェントは転職先の企業から紹介料をもらうことで運営しているため、短期間で多く内定者を出せば利益が伸びます。そのため、担当者によっては利益を求めてスピードを重視する場合も。

エージェントによっては、しっかりヒアリングをしなかったり、希望条件と企業の詳細をきちんと照らし合わせてもらえないかもしれません。

少しでも不満が生まれた場合、まずは担当を変えてもらいましょう。担当エージェントを変更してもらってもとくに対応が変わらないようなら、転職サイト自体を変えてみてください。

薬剤師が転職サイトを選ぶときのポイント4つ

薬剤師が転職サイトを利用するときに、知っておきたい選び方のポイントを紹介します。

信頼できる会社か
サポート内容
扱っている雇用形態
対応エリア

自分にあった転職サイトを見つけるためにも、よく理解しておきましょう。

信頼できる会社か

転職サイトを利用するときは、どんな会社が運営しているサイトなのか確認しましょう。

大手の会社ほど実績があり、質の良いサポートが期待できます。また、他にも医療関係の転職サイトを運営しているか、薬剤師に関係ある事業をしているかどうかも、知識や経験を見極める基準になります。

とくに実績がなく、どのような事業を中心に行っているのか不明瞭な会社は、サポートの質の悪さやトラブルの発生などのリスクがあるためおすすめしません。

サポート内容

エージェントからは、基本的には以下のサポートが提供されます。

書類の添削
面接の練習
面接や見学への同行
転職後のアフターフォロー

転職サイトによって、具体的にどのようなサポートを提供しているかが異なります。それぞれのサポート内容を確認し、自分に必要な支援があるかチェックしましょう。

扱っている雇用形態

薬剤師の働き方には、正社員やパート、派遣など、さまざまな雇用形態があります。正社員がメイン、派遣に特化しているなど、サイトによって求人に特徴があるため、自分の求めている雇用形態の求人を扱っている転職サイトを選びましょう。

働き方にこだわりがある人は、自身の希望する雇用形態に力を入れているサイトがおすすめ。

対応エリア

多くの転職サイトが全国の求人を扱っていますが、首都圏以外のエリアの求人の数は転職サイトによっては少ない可能性があります。

登録する前に、転職を希望するエリアの求人がどの程度あるか調べておきましょう。また、全国各地に拠点を置いている場合はその地域の転職事情に詳しく、より具体的なアドバイスが得られる可能性も。