おすすめの中古車買取10選｜業者の選び方や一括査定サービスもご紹介

車を売りたいけれど、どこで売れば良いのか迷っている人は多いのではないでしょうか。

実は中古車買取業者によって、査定相場は大きく異なります。そのため中古車を売却する際は、納得できる価格で買い取ってもらえる買取業者の見極めが必要です。

そこで今回は、中古車買取の選び方やおすすめの中古車買取10選をご紹介します。

査定相場の決まり方や、中古車買取の流れなどについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【初心者向け】中古車買取の査定相場はどう決まる？

中古車買取の査定相場は、車の種類や状態、売却する時期などによって変わります。

ここでは、一般的な査定相場の決まり方についてご紹介します。

車種やモデル

車の種類や色、グレードなどによって査定相場は大きく変わります。

たとえば白や黒などの定番カラーは、買い手がたくさんいるため高い価格で買い取ってもらえる可能性が高いです。

またモデルが先代モデルか現行モデルかによっても、買取価格は大きく影響。たとえ年式が同じであっても、モデルチェンジしているかどうかで性能などが異なるからです。

車の使用状況や状態

車検までの期間や車の使用状況、車の状態などによっても査定相場は変わります。中古車を売る前に、車の状態をチェックしてみましょう。

車検までの期間が長い方が、高い価格で買い取ってもらえる傾向にあります。

特に1年以上の期間が残っている場合は、プラス評価になる可能性が高め。

売却時期を迷われている場合は、車検までの期間が1年を切らないうちに売却を検討しましょう。

また、車の走行距離が短いほど、高値で買い取ってもらえます。一般的に、5万キロと10万キロが価格を下げる基準。

これらの距離に到達する前に、査定に出すようにするのがコツです。

また車の傷つき具合や修理の回数なども、査定のチェックポイント。

少しでもきれいな状態で車を高く売るためにも、日常的にこまめなメンテナンスを怠らないようにしましょう。

中古車市場の状況

中古車の査定相場は、中古車そのものの種類や状態だけでなく、中古車市場の状況によっても変わります。

そのため中古車を高く売るためには、1年の中でも中古車への需要が高まる時期を狙うのがおすすめ。

中古車への需要が高まる時期は、一般的に決算期である3月とボーナス時期であるといわれています。中でも引越しや新生活などで、車を買う人が増える3月は狙い目。

この時期は販売する車を増やすために、多少古いモデルであっても高い価格で買い取ってもらえる確率が高まりますよ。

中古車買取の流れ

買取業者によって多少は変わるものの、一般的に中古車買取は以下のような流れで行います。

1. 中古車買取業者を選ぶ
2. 査定を受ける
3. 必要書類を用意し手続きする
4. 車を引き渡す
5. 入金を確認する

それぞれのステップでの動きを解説します。

中古車買取業者を選ぶ

まずは、中古車買取業者を選びます。

より高い価格で車を売るためには、この業者選びを慎重に行うのが大切。一括査定サービスを利用したり、相見積もりを行ったりして、複数の業者を比較しましょう。

なお中古車買取業者の選び方については、「中古車買取の選び方のポイント」にて詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

査定を受ける

業者が決まったら、査定を受けます。

店舗での持ち込み査定か出張査定を選べる業者がほとんど。店舗に足を運ぶ時間が無い人や、自宅で査定を受けたい人などは、出張買取を選びましょう。

査定の際には、業者とのトラブルを防止するために、車の修復歴や事故歴、傷つき具合などを正直に伝えることが大切です。

さらにマイナス部分だけでなく、手入れをこまめに行ってきた点やメーカーオプションを付けた点などのプラス面も積極的に伝えてください。

こうすることで、評価がプラスとなり査定価格が上がる可能性があります。

必要書類を用意し手続きする

査定額に納得できたら、契約手続きに進みます。

契約にあたって必要な書類は、主に以下の通りです。軽自動車と普通車で必要な書類が異なるので、注意してください。

引用：【2024年】おすすめの中古車買取業者ランキング！高価買取のコツも紹介(モビコレ)

なお必要な書類や手続きする場所などは、買取業者によって異なります。

書類に必要事項を記入して署名および押印をし、担当者に提出しましょう。

車を引き渡す

契約手続きが終わったら、車を買取業者に引き渡します。車を引き渡す際には、以下のポイントをしっかりチェックしましょう。

問題が無ければ、担当者に車を引き渡します。

入金を確認する

車の引き渡しが終わったら、買取金額が入金されるのを待ちましょう。

入金までの期間は、2日～1週間程度が目安です。入金までどのくらいの期間がかかるのかは、業者の担当者にしっかり確認しておくのもポイント。

仮に入金予定日を過ぎてもお金が振り込まれていない場合は、速やかに店舗まで連絡してください。

問題なく入金されれば、以上で中古車の売却は完了です。

初心者でも迷わない中古車買取の選び方のポイント5つ

中古車買取業者を選ぶ際には、以下の5つのポイントを重視しましょう。

1. 相見積もりで選ぶ
2. 一括査定サービスで選ぶ
3. 査定方法で選ぶ
4. 認証の有無で選ぶ
5. 店舗数で選ぶ

損をしないためにも、各ポイントをよく理解してから業者選びに進んでください。

相見積もりをして選ぶ

中古車買取業者を選ぶ際には、一つの業者だけを見て決めるのではなく相見積もりをするのが重要。

相見積もりで、各社の査定方法を比較できるだけでなく、他社の見積もり額を提示してより高い金額での買取を交渉できます。

たとえばある業者で修復歴があると判断された場合でも、別の業者では修復歴無しの判定になるケースがあります。

より良い条件で交渉を進めるために、複数の業者の査定結果を見比べるのは重要です。

また業者によっては、「この場で契約するなら買取価格を高くする」と即決を促してくるケースも。

しかし、こうした即決交渉は断るようにしましょう。

即決交渉で提案される金額はそれほど高くないケースが多いため、それよりも相見積もりでじっくり複数の業者を比較するのがおすすめです。

一括査定サービスで選ぶ

複数の業者に1件ずつ見積もりを依頼するのが面倒だと感じるなら、一括査定サービスを利用するとよいでしょう。

一括査定サービスとは、2つ以上の買取業者に見積もり依頼を一度に行えるWEBサービスです。

相見積もりを依頼する時間が無い人などは、一括査定サービスの利用を検討してみましょう。

一括査定サービスを利用するメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

それぞれのメリットについて解説します。

車の買取価格が高くなりやすい

一括査定サービスを利用すると一度に複数の業者同士を競合させられるので、車を高価で売却できる可能性が高まります。

どの業者も、他の業者より高い見積もり額を提示してお客さんを獲得したい、と考えるでしょう。

その結果、利用者にとってより良い条件で交渉をはじめられるわけです。

不当に安い価格で買い取られるトラブルを防げる

一括査定サービスによって、悪徳業者を見分けられるのもメリットです。

複数の業者を比較して、あまりにも他より安い価格を提示している業者があれば、悪徳業者である可能性があります。

特に車に詳しくない人が1社のみで査定を受ける場合、不当に安い金額を言い渡されても気づけないケースは少なくありません。

こうした事態を防ぐためにも、複数の業者に見積もり依頼をすることで、不当に安い価格を見分けられるでしょう。

業者同士のサービスを比較できる

一括査定サービスは、買取金額だけでなく接客態度やサービス内容なども比較できるメリットがあります。

たとえ高い見積もり価格を提示されても、適当な態度で接客をされたりサービスに不備があったりすると、その業者に任せて良いか不安になるでしょう。

一括査定サービスで複数見積もりをしておけば、良くない業者に当たった場合でもスピーディに他の業者に切り替えて契約を進められます。

納得のいく交渉を進めるため、担当者の態度やサービス内容にも注目するようにしましょう。

査定方法で選ぶ

多くの中古車買取業者では、査定方法として「持ち込み査定」と「出張査定」があります。

ここからは、それぞれの特徴についてご紹介します。

持ち込み査定

持ち込み査定は、車を店舗に直接持ち込んで査定を受ける方法を指します。

持ち込み査定のメリットは、ほとんどの場合予約を取らなくてもすぐに査定を受けられる点です。条件に納得できれば、その場で契約を交わすケースもあります。

予約を取らずに自分の好きなタイミングで査定を受けに行きたい場合は、持ち込み査定が向いています。

出張査定

出張査定は、職場や自宅など任意の場所まで業者に来てもらい、査定を受ける方法です。店舗まで足を運ぶ手間を省けるのが、出張査定のメリット。

特に車検が切れている車の場合は店舗まで運転できないため、出張査定サービスを取り入れている業者を選びましょう。

ただし出張査定サービスは、有料の場合と無料の場合があります。

出張査定サービスを利用したい人は、事前に無料であるかどうかを業者に確認しておきましょう。

認定の有無で選ぶ

悪徳業者を避けたい人や、業者とのトラブルを防止したい人は、車に関する業界団体からの認定を受けているかどうかをチェックしましょう。

中古車買取において注目すべき業界団体は、以下の2つです。

特に、JPUCが定めている「適正買取店認定制度」は中古車買取サービスのガイドラインとなっており、サービス内容に関する10項目をクリアした業者のみ認定を受けられます。

（※）参考：一般社団法人日本自動車購入協会「JPUC「適正買取店認定制度」とは

ただし業界団体の認定があるからといって、トラブルが起こらない保証にはなりません。

契約の前には、契約内容に不安な点が無いかしっかり自分の目でチェックすることが大切です。

店舗数で選ぶ

ひと口に中古車買取業者といっても、個人経営の業者から大手のチェーン店まで幅広く存在します。

充実したサービス内容を重視したいのであれば、全国展開する大手の業者を選ぶのがおすすめです。

業者の規模が大きいほど、豊富な実績から培った中古車買取のノウハウがあり、サービスが充実している傾向にあります。

仮に大手の会社で不当な取引やトラブルがあれば、ブランドの信頼が損なわれる事態に陥りかねません。

大手の買取業者はアフターサービスも手厚いケースが多いので、取引成立後のことも考えて業者を選ぶとよいでしょう。

初心者におすすめの中古車買取10選

ここからは、初心者におすすめの中古車買取10選を紹介します。選び方と併せて自分にぴったり合った買取業者を選んでみてくださいね。

おすすめ中古車買取の比較一覧表

中古車買取に関するよくある質問

ここからは、中古車買取に関してよくある質問についてご紹介します。

おすすめの一括査定サービスは？

中古車買取業者を選ぶ際には、一括査定サービスがおすすめである旨を紹介しました。

一括査定サービスにもさまざまな種類があります。一括査定サービス選びに迷っている人は、以下の2つに注目してみてください。

• カーセンサー
• MOTA車買取

カーセンサーは、1,000社以上の業者と提携している大手一括査定サービスです。

一度に見積もり依頼できる業者の数は30社に上るので、できるだけ多くの業者を比較したい人に向いています。

MOTA車買取は、「電話対応の手間を軽減できる」と話題の一括査定サービスです。

高い金額を提示した上位3社のみと電話交渉できるシステムなので、営業の電話が頻繁にかかってくるなどのトラブルに見舞われる心配がありません。

上記2つのサービスは、いずれも無料で利用可能です。

中古車買取業者を選ぶ際に重視したいポイントと照らし合わせながら、自分に合った一括査定サービスを利用しましょう。

電話がしつこい！ 一括査定サービスのデメリットは？

一括査定サービスのデメリットは、複数の業者から電話がしつこくかかってきやすい点。

各業者は、他の業者よりも早くお客を獲得するために、見積もり依頼のあった利用者とコンタクトをとろうとするからです。

電話がしつこくかかってくるのを防ぎたい場合は、以下の対処法を試してみてください。

一括査定サービスを利用する際、あらかじめ査定を依頼する業者の数を制限しておけば、電話の数を少なくできます。

また前述したMOTA車買取のように、一部の業者にだけ利用者の電話番号を伝える一括査定サービスを選ぶのもおすすめです。

車を高く売るための交渉術とは？

車を少しでも高く売るためには、業者との交渉をうまく進める交渉術も重要です。交渉する際は、次のようなポイントを意識しましょう。

交渉を有利に進めるためには、事前に複数業者で相見積もりをするのが必須です。

他社が提示する金額を伝えることで、より高い金額で交渉を進められる可能性が高くなります。

また契約後のトラブルを防ぐために、修復歴などは偽りなく伝えましょう。

純正オプションや装備など、愛車の良い点は積極的にアピールするのもポイントです。

そのうえで、相見積もりで得た相場よりも少し高めの金額を提案してみてください。

車が高く売れる時期はいつ？

一般的に中古車を高く売るためにおすすめの時期は、中古車買取業者の決算期および半期決算にあたる1〜3月、9〜10月であるといわれています。

売上目標を達成すべく、多くの業者は高めの価格であっても車を買い取る傾向が高くなります。

愛車の売り時を迷っている場合は、このタイミングを狙ってみましょう。

後悔しないための中古車買取のまとめ

今回は、中古車買取の選び方やおすすめの中古車買取10選についてご紹介しました。

少しでも高く車を売るためには、複数の業者で価格やサービスを比較するのが重要です。

愛車を納得のいく方法で見送るためにも、今回の記事を参考にして自分に合った中古車買取業者を探してみてください。

迷ってしまった際は以下の5つのポイントを思い出して、業者選びを進めてみましょう。

1. 相見積もりで選ぶ
2. 一括査定サービスで選ぶ
3. 査定方法で選ぶ
4. 認証の有無で選ぶ
5. 店舗数で選ぶ