数あるウイスキーの中で、カナディアン・ウイスキーはライトな飲み口が特徴。また非常に飲みやすく、料理と相性が良いウイスキーです。
そんなカナディアン・ウイスキーとは?またどんな飲み方があるのでしょうか。気になりますよね。
この記事では、カナディアン・ウイスキーの「飲み方」「おすすめのランキング」についてご紹介します。あなたのお気に入りの一本を見つけるのに役立ててくださいね。
もくじ(クリックで移動します)
カナディアン・ウイスキーは、その名前のとおりカナダで製造されるウイスキーです。
ジャパニーズウイスキー、スコッチウイスキー、アイリッシュウイスキー、アメリカンウイスキーと並ぶ「世界5大ウイスキー」のひとつです。
味わいは、非常に飲みやすく、和食をはじめ様々な料理と相性も良いと言われています。
ぜひ一度は試してみたいウイスキーですね。
ジャパニーズ・ウイスキーに定義(基準)があるように、カナディアン・ウイスキーにも独自の定義があります。
参照:福西 英三 (1976年12月1日). 味覚選書 ウイスキー百科. 柴田書店.ASINB000J9P8NG 福西 英三 (1992年9月30日). ウイスキー入門. カラーブックス 834. 保育社. ISBN 4-586-50834-5 橋口孝司 (2001年3月25日). ウイスキー銘酒事典. 新星出版社. ISBN 4-405-09663-5
カナディアン・ウイスキーはこの基準を満たさなければなりません。
カナディアン・ウイスキーの原酒には、「ベースウイスキー」と「フレーバリングウイスキー」の2種類あります。
トウモロコシなどを主原料に蒸溜したもの。マイルドでクセのないウイスキーです。
ほとんどのベースウイスキーは、フレーバリングするために土台用として使用される原酒なので「ベース」と名付けられています。
役割として主にフレーバー(※口にした時に感じる香りと風味)を出すためのウイスキーです。
大麦、ライ麦などのムギ類を主原料に蒸溜したもの。オイリーでスパイシーな風味が特徴です。
多くのカナディアン・ウイスキーはベースウイスキーとフレーバリングウイスキーをブレンドして造られます。
個性の違った原酒を混ぜ合わせることで、香りや味わいといったバランスがまとまり、おだやかでしっかりとしたウイスキーに仕上がります。
参照:(キリングループ)
カナディアン・ウイスキーの選び方として、皆さんはどんな基準で選んでいるのか気になるところですよね。
編集部のアンケートによると、重要視しているのは「味わい・香り」「アルコール度数」「価格」という結果になりました。やはり、味わい方や香りで選ばれてるようです。
銘柄によって飲み口や味わい方が変わってきます。フルーティーなのが好きか、濃いのが良いかなども含めて選ぶのも良いでしょう。
アルコール度数は40~45度の商品が多くあります。好みの割り方、飲み方などにあわせて選ぶのも良いでしょう。
酒類・銘柄によって値段も違ってきますが、比較的購入しやすい価格というのもカナディアン・ウイスキーの良いところです。
皆さんはどのような飲み方が好みなのか、どんな方法で飲んでいるのかをアンケート結果を参考にしてみましょう。
編集部のアンケートによると、多かったのは「炭酸割り」「水割り」「お湯割り」という結果になりました。
ウイスキーに炭酸(ソーダ)を加えて飲む方法です。
グラスに氷をいっぱいに入れて冷やし、ウイスキーを適量注ぎ、次に冷えたソーダを加えます。(ウイスキー1:ソーダ3)
縦に1回混ぜます。
グラスに適量の氷を入れ、ウイスキーを(30~40ml程度)注ぎます。
そのままよくかき混ぜ、氷を足します。次に水をウイスキーの2~2.5倍注ぎ、3回ほど軽く混ぜます。
ウイスキーをグラスの1/3~1/4ほど注ぎ、次にウイスキーの倍量、又は3倍くらいのお湯を加え軽く混ぜます。
参照:(日本洋酒酒造組合)
ウイスキーの飲み方は様々ありますが、どんな飲み方で楽しんでいるのでしょうか。アンケートで見てみましょう。
編集部のアンケートによると、人気の飲み方は「ハイボール」「オン・ザ・ロックス」「水割り」という結果になりました。
やはり一番人気のハイボール。ウイスキー本来の味わいやコクが引き出され、みんなが好きな飲み方です。料理の味わいも引き立てるので食事の時に飲むのもおすすめ。
オン・ザ・ロックスは、グラスに大きめの氷を入れるのがコツ。次にウイスキーを適量注ぎ、軽く混ぜます。次第に氷が解けていくことで、味わいの変化も楽しめますよ。
水割りは作り慣れれば、いつでも楽しめるのが魅力。家でくつろぎたい時、自分の時間を楽しみたいときに、すぐに作れるという手軽さが水割りの良いところです。
参照:(日本洋酒酒造組合)
いろいろ試してみたくなるカナディアン・ウイスキー。自分の好みの味を探すのも、ちょっぴり楽しみになりますよね。是非参考にしてみてください!
「カナディアンクラブ」はカナダを代表するブランドで「C.C」の愛称で親しまれている人気のウイスキーです。
1858年に誕生して以来、当時それまでになかった爽快さが話題となりたちまち人気になりました。蒸溜所のあるカナダ・オンタリオ州の豊かな水脈と大自然から育まれた「カナディアンクラブ」はスッキリとした味わいで、日本でもとても人気です。
参照:(サントリーカナディアンクラブ )
クセがなくすっきりとした味わいは初心者にもおすすめ。
人気の飲み方はハイボールですが、爽快な味わいとほのかな甘い香りで、いろんな飲み方も楽しめます。価格的に買い求めやすいのも魅力です。
「カナディアンクラブブラックラベル」は8年以上の歳月をかけ熟成させ、日本市場向けにつくられた「日本限定の」プレミアムウイスキーです。
飲み方はソーダ割りや水割りが人気ですが、やわらかな口当たりなので料理とも合います。
「カナディアンクラブクラシック12年」は厳しいカナダの冬を12年以上繰り返し熟成されたウイスキーです。
香り高く深い味わいが魅力です。まろやかで香りも良いため、女性にも人気。価格も購入しやすくおすすめです。
カナディアンクラブを20年以上熟成させたウイスキーです。
深い琥珀色に、長い年月を感じます。ふくよかなコクと甘く華やかな香りが飲む人を楽しませてくれる、カナディアンウイスキーの完成形のひとつです。
価格は同じシリーズの中でも高くなります。
カナディアン・ウイスキーの中でも人気なのが「クラウンローヤル」です。
特徴的なのが王冠の形をしたボトル。英国王ジョージ6世に献上したことに由来しているといいます(キャップの形まで王冠の形です)。
そんな格式あるウイスキーは、購入しやすい価格なのが魅力。気になる味わいは、クラウンローヤルの持つ個性的な味わいがありつつもコクや香りが絶妙でバランスのとれたおいしさです。
おすすめはストレートですが、ちょっと苦手という人はロックでどうぞ。
カナディアン・ウイスキーについてまとめました。
いかがでしたか?気になる商品があったら、ぜひ試してみてくださいね。