小銭が入った重い財布から解放されたい、ショッピングでポイントをためてお得に使いたい、そんなときに1枚持っていると便利なのがクレジットカードです。
しかし、種類が多すぎて「どれを選べばいいの?」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。最近利用者が増えているキャッシュレス決済を始めるために、クレジットカードの申し込みを検討している人もいるでしょう。
今回は、クレジットカードの選び方やおすすめのクレジットカードを紹介します。初めてのクレジットカード作成で迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
もくじ(クリックで移動します)
クレジットカードとは、商品の購入などを後払いでまとめて行えるカードのこと。
クレジットカードを利用して支払いをすると、カード会社が利用者の代わりに支払いを行います。その後、毎月利用した金額をカード会社から翌月などで請求される仕組みです。
クレジットカードをもつメリットには、以下のようなものがあります。
利用するメリットは多く、1枚持っているだけでも日々のお買い物が便利にできるでしょう。
クレジットカードは店舗をはじめ、スマホやパソコンなどオンラインでのショッピングなどさまざまな場面で利用できます。
店頭では支払い時に、決済端末でカードの情報を読み取る方法が一般的です。この際、本人確認のために暗証番号の入力やサインを求められることも。
また、オンラインのショッピングでは、カード番号など情報を登録すれば支払いができます。チケットの申し込みや宿泊施設の予約などの利用もOK。
店舗やサービスによって方法は異なるので、自分が使いたい場所での使い方を確認しておくとよいでしょう。
一括での支払いが厳しい金額を利用する場合、「分割払い」と「リボ払い」を利用できます。いずれも一定の金額に分けて支払えるため、手持ちが少ないときには便利な機能です。
分割払いとリボ払いの違いを表にまとめました。
支払い方法 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
分割払い | 指定した回数で分割して支払う | 支払い回数が決まっているため、支払い期間が明確 | 毎月の支払い額を自分で変更できない |
リボ払い | 毎月の支払い額を設定して支払う | 毎月の支払い額を自分で変更できる | 支払い回数が月の支払い額によって変化する |
カード会社によって、分割回数やリボ払いの設定可能金額は異なります。利用する際は確認しておきましょう。ただし、どちらの支払い方法も必ず利息が発生します。
特にリボ払いは、月々の支払い額が少ないほど支払い期間が長くなるので注意が必要です。返済が長期化するほど利息が高額になり、元金が減らない恐れも。支払い回数が少ないほど、利息はかからないと覚えておきましょう。
負担にならないよう、無理のない範囲で利用するようにしてください。
カード会社によって若干異なりますが、申し込みからカードを受け取るまでは、以下のような流れとなります。
カードは受け取ったその日から利用可能です。
カードが届いたら、申し込んだカードと間違いないかのチェックをお忘れなく。また、不正利用防止のため、カード裏面に必ずサインをしておきましょう。
なお、カードによっては店舗で申込みや受け取れるものもあります。気になるカードがあれば、作り方について事前に確認してみてください。
クレジットカードを発行するには、基本的に以下のような書類が必要です。
クレジットカードを申し込むと、カード会社による審査が必ず行われます。
審査の際には「本人確認書類」の提出が必要になるため、少しでも早く申し込みたい場合は事前に用意しておきましょう。
本人確認書類の提出方法や、提出が必要になる枚数などは申込方法やカード会社によって異なります。申込先のカード会社のホームページにて確認しておくと、手続きがスムーズですよ。
一般的に、以下のような住所・氏名・生年月日等が確認できる書類が、本人確認書類として認められています。
申し込んだカードは、一般的に簡易書留で送付されます。もし、本人確認書類の住所と現住所が異なる場合は、以下のような追加書類の提出が必要です。
クレジットカードの利用分は、カードごとに定められた「支払日」に銀行口座から引き落とされます。
そのため、カードを申し込む段階で銀行口座の情報が必要です。「口座番号」や「金融機関」の入力が必要になるため、手元にキャッシュカードや銀行の通帳などを用意しておきましょう。
クレジットカードを作る際、学生・フリーター・社会人問わず、20歳未満の未成年は親の同意が必要となります。
保護者の同意方法はカード会社によって異なりますが、書類や電話などで行われるのが一般的です。
クレジットカードを初めて利用する人は、カードごとの違いがよくわからないのではないでしょうか?自分に合ったクレジットカードを見つけるためにも、まずは選び方のポイントを理解しておきましょう。
ここでは、クレジットカードを選ぶ際に重視するべき9つのポイントを紹介します。
クレジットカードの年会費は、カード発行会社により無料・有料・条件付きで無料に分かれます。
一般的には、年会費が高いほど提供される特典が豊富です。たとえば、年会費無料のカードの多くには充実した保険が付いていません。一方、年会費有料のカードでは付帯保険が付く、国内・海外の空港のラウンジが利用できるなどの特典が受けられます。
また、条件付きで無料になる場合は、1年あたりの利用額や利用回数が一定値を超えれば次の年の年会費が無料になるケースが多いです。1年目に限り年会費を無料としているカードもあります。
年会費を基準にカードを選ぶ際は、費用を抑えたいのか、料金がかかっても特典を充実させたいのかに注目して検討してみてください。
年会費 | クレジットカード名 |
---|---|
無料 | Tカード プラス・JCBカード・ACマスターカード・イオンカードセレクト・エポスカード・セブンカード・プラス |
初年度無料 | 三井住友カード・セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード |
有料 | ビュー・スイカカード・アメリカン・エキスプレス・カード |
クレジットカードを上手に使いたいなら、ポイント還元率に注目です。還元率の高いカードを選べば、その分ポイントが貯まりやすくポイントを使ってお得に買い物ができます。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5〜1.0%です。還元率を重視するなら、1.0%以上を一つの基準に選ぶとよいでしょう。
還元率は、カードによって変動します。たとえば、以下のような違いがあります。
イオングループが展開するイオンカードセレクトでは、イオングループの店舗で買い物をするとWAONポイントが通常の2倍アップ。一方でアメリカン・エキスプレス・カードは、あらゆる店舗で1%と比較的高い還元率でポイントが付与されます。
よりお得に買い物をするには、自分がよく利用する店舗やECサイトで還元率が高いカードを選ぶのがおすすめ。
さまざまなお店で買い物をするのであれば、ポイントの対象店舗数が多いカードを選びましょう。
クレジットカード名 | ポイント還元率 |
---|---|
三井住友カード | 0.50% |
Tカード プラス ※Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。 | 0.50% |
JCBカード | 0.10% |
ACマスターカード | – |
イオンカードセレクト | 0.50% |
エポスカード | 0.50% |
ビュー・スイカカード | 0.10% |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード | 3.00% |
アメリカン・エキスプレス・カード | 1.00% |
セブンカード・プラス | 0.50% |
普段から利用している電子マネーやスマホ決済があれば、相性がよいカードを選ぶのも一つの手です。
カードによっては、連携する電子マネーへのチャージによってポイントが貯まるものも。たとえば、普段からnanacoを利用する人は、セブンカード・プラスを利用すれば200円チャージごとに1nanacoポイントを獲得できます。
また、残額が少なくなってきたら、自動でチャージしてくれるオートチャージ機能を利用できるカードもあります。たとえば、オートチャージ機能の搭載されたビュースイカカードを使えば、金額不足で改札に引っかかる、なんてこともなくなるでしょう。
もし利用している電子マネーやスマホ決済などがあれば、連携できるか、ポイント還元の対象になるかを確認してみてください。
クレジットカード名 | 電子マネー | スマホ決済 |
---|---|---|
三井住友カード | iD | Apple Pay・Google Pay・PiTaPa・WAON |
Tカード プラス ※Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。 | iD | Apple Pay・Google Pay |
JCBカード | QUICPay | Apple Pay・Google Pay |
ACマスターカード | – | – |
イオンカードセレクト | 電子マネーWAON | Apple Pay・イオンiD |
エポスカード | – | Apple Pay・Google Pay・EPOS PAY・PayPay・d払い |
ビュー・スイカカード | Suica | – |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード | QUICPay | – |
アメリカン・エキスプレス・カード | – | Apple Pay |
セブンカード・プラス | nanaco | – |
クレジットカードごとに貯まるポイントの種類は異なります。たとえば、JCB一般カードならOki Dokiポイント、三井住友カードならVポイントという名称です。
これらのポイントは、使い道や交換できる商品が異なる点に注意してください。中には他社のポイントに移行できたり、毎月の支払いに使えたりするカードもあります。
たくさんポイントを貯めても、使い道が無ければもったいないですよね。クレジットカードを選ぶ際は、自分に合った使い方ができるかどうかに注目です。
クレジットカード名 | 貯まるポイントの種類 |
---|---|
三井住友カード | Vポイント |
Tカード プラス ※Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。 | Vポイント |
JCBカード | Oki Dokiポイント |
イオンカードセレクト | WAONポイント |
エポスカード | エポスポイント |
ビュー・スイカカード | JRE POINT |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード | 永久不滅ポイント |
アメリカン・エキスプレス・カード | メンバーシップ・リワード |
セブンカード・プラス | nanacoポイント |
入会特典としてポイントが付いてきたり、初年度の年会費が無料になったりするキャンペーンが実施されているカードもあります。お得にクレジットカードを使いたい人は、キャンペーンに注目するのもおすすめです。
キャンペーンは時期によって内容が変更される場合があるので、公式ホームページで最新情報をチェックしておきましょう。
また、キャンペーン目的でクレジットカードを申し込む際は、以下の点に注意が必要です。
キャンペーンによっては支払い方法が自動的にリボ払いに設定されていた、というケースも。魅力的な特典内容に目が行きがちですが、無理なく利用できるかどうかを確認しましょう。
クレジットカードの中には、国内・海外旅行保険やショッピング保険、盗難補償サービスなどの補償サービスが付帯している場合もあります。自分が利用したい保険や補償が充実しているかも要チェックです。
ここでは代表的な付帯保険として、ショッピング保険と国内・海外旅行保険について紹介します。
会社によって、保険が適用される期間や補償限度額は異なります。補償限度額が高いほど、高額な商品の買い物でも保険適用になる可能性が高くなるため、高い買い物が多い人は限度額も確認しておくとよいでしょう。
旅行保険の補償内容が充実しているほど、カードの年会費が高くなる傾向にあります。頻繁に旅行する人であれば、年会費が多少高くなっても旅行保険が充実するカードを選んだほうがよいでしょう。また海外に行く機会が多い人は、国内だけでなく海外の旅行保険も充実しているかをチェックしてみてください。
クレジットカード名 | 付帯保険 |
---|---|
三井住友カード | 海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険・ショッピング保険 |
Tカード プラス ※Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。 | ショッピング保険 |
JCBカード | 旅行傷害保険・国内・海外航空機遅延保険・ショッピングガード保険 |
ACマスターカード | – |
イオンカードセレクト | ショッピングセーフティ保険・クレジットカード盗難保障 |
エポスカード | 海外旅行傷害保険 |
ビュー・スイカカード | 旅行傷害保険(国内・海外) |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード | – |
アメリカン・エキスプレス・カード | 旅行傷害保険・航空便遅延補償・ショッピング保険 |
セブンカード・プラス | ショッピングガード保険(海外) |
1枚のカードで、クレジットカード以外に他のカードの機能を追加できる場合もあります。たとえばETCカードや家族カードなどです。
普段から高速道路をよく利用するのであれば、ETCカードを追加できるクレジットカードがおすすめ。なぜなら、高速道路の料金分もポイントがもらえるようになるからです。さらに、無料でETCカードを作れたり、年会費がかからなかったりするケースも多いので、お得に利用できます。
もし家族のクレジットカードを一緒に作りたいなら、家族カードが無料で発行できるカード会社を選ぶとよいでしょう。
クレジットカード名 | 追加カード |
---|---|
三井住友カード | ETCカード・家族カード |
Tカード プラス ※Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。 | ETCカード |
JCBカード | ETCカード・家族カード |
ACマスターカード | カードローン |
イオンカードセレクト | ETCカード・家族カード |
エポスカード | ETCカード |
ビュー・スイカカード | ETCカード・家族カード |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード | ETCカード・家族カード |
アメリカン・エキスプレス・カード | ETCカード・家族カード |
セブンカード・プラス | ETCカード・家族カード・QUICPay |
国際ブランドとは、世界で広く使われているクレジットカードのブランドのことです。ショッピングする際は、その店舗が契約する国際ブランドのカードでないと支払いが行えません。
国際ブランド会社は、自社ではカードの発行をせずに他のカード会社にブランドのライセンスを提供することが多いです。一方で、JCBのように自社でカードを発行する会社もあり、国際ブランドが自社で発行するカードをプロパーカードと呼びます。
日本でよく使用される代表的な国際ブランドは、以下の通りです。
JCB | 日本国内の普及率が高い。海外での普及率は比較的低い |
---|---|
VISA | 世界で高い普及率を誇っている。海外旅行をするなら持っておきたい |
Mastercard | VISAについで世界での普及率が高い。特にヨーロッパでのシェアが高め |
American Express | 特典が充実しており、特に旅行関連特典に定評がある。年会費は高め |
Diners Club | American Expressと同じく豪華な特典が特徴。特にグルメ関連に力を入れているが、加盟店は少なめ |
日常的に使うカードとしては、普及率の高いJCBやVISA・Mastercardがおすすめです。
一方で特典を重視したい人や、カードに高いステータスを求めたい人には、American ExpressやDiners Clubなどの高級カードが適しているでしょう。
たとえば、American Expressではホテルの優待予約や、国内空港ラウンジの無料利用などの特典が付与されます。
また、American ExpressやDiners Clubのブラックカードなど上位カードは、審査の厳しさや年会費の高さからステータス性が高いとされています。所有していれば、富裕層の証として多くの人から羨ましがられるでしょう。
このようにクレジットカードを使うシーンや、利用したい特典などを考慮したうえで、国際ブランドの種類を決めてください。
クレジットカード名 | 国際ブランド |
---|---|
三井住友カード | VISA・Mastercard・銀聯(UnionPay) |
Tカード プラス(SMBCモビット next) ※Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。 | Mastercard |
JCBカード | JCB |
ACマスターカード | Mastercard |
イオンカードセレクト | VISA・JCB・Mastercard |
エポスカード | VISA |
ビュー・スイカカード | VISA・JCB・Mastercard |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード | American Express |
アメリカン・エキスプレス・カード | American Express |
セブンカード・プラス | VISA・JCB |
できるだけ早くカードの利用を開始したい人は、審査スピードを確認しましょう。
通常、利用を申し込んでから発行までには、2週間程度の期間がかかります。クレジットカード会社側で、申込者にカードを発行してよいかどうかの審査が行われるためです。
しかし、会社によっては審査から発行まで即日で行う場合もあります。急いでクレジットカードを利用したい人は、審査や発行までにかかる期間についても確認してみてください。
ただし、即日発行には条件がある場合も。指定された時間内に申し込みが必要なのか、用意しておくものはないか、あらかじめチェックしておきましょう。
また、即日発行の場合カードの受け取り方法は主に以下の3種類です。
受け取り方法によって、カード利用開始までの日数や手数料などが変わります。どれが自分に適しているか検討してみてください。
クレジットカード名 | 即日発行の有無(※) |
---|---|
三井住友カード | 翌営業日発行が可能 |
Tカード プラス ※Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。 | 無し |
JCBカード | 可能(当日発行・翌日郵送) |
ACマスターカード | 可能 |
イオンカードセレクト | 可能 |
エポスカード | 可能 |
ビュー・スイカカード | 不可 |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード | 最短5分発行(デジタルカード)・最短3営業日発行(プラスチックカード) |
アメリカン・エキスプレス・カード | 無し |
セブンカード・プラス | 無し |
※条件などは、各社の公式サイトをご確認ください。
ここからは、おすすめのクレジットカード10選についてご紹介します。
選び方の章で紹介した以下の9つのポイントを基準に、おすすめできるカードを厳選しました。
どんな人に向いているかも解説しているので、ぜひカード選びの参考にしてください。
三井住友カードは、コンビニでよく買い物をする人にとってお得なクレジットカード。
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニやマクドナルドで買い物をすれば、通常ポイントに加えて200円につき2%のポイントが還元されます。
また、iDをはじめとした各種電子マネー、パスワード不要で簡単に支払いできるタッチ決済、スマホ決済など幅広い決済方法が利用可能。そのため、普段の買い物でスムーズな支払いができ、日常のちょっとした買い物にぴったりのカードといえます。
また、通常の三井住友カード(NL)は年会費が無料。初めてカードをもつ人でも作りやすいですよ。
※1:条件などについては、カードごとの詳細をご確認ください。
※2:キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があります。詳細や条件については、公式サイトを確認してください。
※Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。
Tカード プラス(SMBCモビット next)は「カードローン」、「クレジットカード」、「Vポイントカード」の機能を1枚にまとめたカードです。複数の機能を一つのカードにまとめたい人におすすめ。
モビット会員であれば、従来のモビットカードと同じように全国の提携ATMや振込キャッシングで使用可能です。
またクレジットカードとして利用をすれば、利用金額に応じてVポイントが貯まります。貯まったポイントは、全国のVポイント加盟店で利用可能。Vポイントは加盟店も多く、ポイントを貯めるにも使うにも便利で、Tカード プラスの大きなメリットです。
モビットやVポイントをよく利用している人は、見逃せませんね。
※キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があります。詳細や条件については、公式サイトを確認してください。
JCBカードの特徴は、不正検知システム・本人認証システムなどの充実したサポート体制。
一般カードとしては高額の、最大3,000万円の補償が受けられる国内・海外旅行保険が付帯しています。旅行好きな人や出張が多い人などにおすすめです。
また、一般的に多くのクレジットカードは、国際ブランドと提携した各社が発行していますが、JCBカードは日本発祥の国際カードブランドの「JCB」が直接発行するプロパーカードです。
そのため提携店が多く、中でも「JCB ORIGINAL SERIES」と呼ばれる提携店では、ポイント倍率が2〜10倍になることも。
また、以下のような上位クラスのカードも用意されています。
そのため、将来的にハイステータスなカードが欲しい人にも向いていますよ。
※1:条件などについては、カードごとの詳細をご確認ください。
※2:キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があります。詳細や条件については、公式サイトを確認してください。
消費者金融のアコムが発行するACマスターカードは、シンプルな使い勝手のカードローン機能付きクレジットカードです。
自動契約機「むじんくん」を使えば、即日カードの受け取りも可能(※)。すぐにカードを手に入れたい人にも向いています。
毎月の利用金額の0.25%が自動でキャッシュバックされるのも注目ポイントです。還元率は低いものの、ポイントではなく現金で還元を受けられます。還元額は毎月の利用金額で決まるため、買い物のたびに還元率の高い店舗なのかを気にしなくてよいのもメリットです。
また、明細書はアコムのホームページで確認できるので自宅へは郵送されません。カードローンの利用履歴を家族に知られたくない人にもおすすめです。
※対象となる無人契約機が限定されるなど、即日発行には条件があります。詳細はお問い合わせください。
※1:キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があります。詳細や条件については、公式サイトを確認してください。
※2:条件などについては、カードごとの詳細をご確認ください。
イオンカードセレクトは、イオングループで利用するとお得になる特典が多数付いたカードです。電子マネーWAONが使えるほか、イオンマークのカード共通特典が受けられます。
イオン銀行キャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONの機能が1枚にまとめられているので、財布をスリムに整理できます。
また、電子マネーWAONにオートチャージを設定しておくと、200円(税込)のチャージごとに1WAONポイントが付与される点も魅力的です。さらに公共料金の支払いを口座振替で行うと、1件ごとに5WAONポイントが貯まります。
年会費は無料で、所定の条件を満たした人にはサービス豊富なゴールドカードが進呈されます(※)。イオン店舗に発行カウンターがあるため、受付時間内であれば即日発行・受け取りも可能。
イオン系列でお得にショッピングを楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。
※詳しい条件については、公式サイトをご覧ください。
※1:キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があります。詳細や条件については、公式サイトを確認してください。
※2:条件などについては、カードごとの詳細をご確認ください。
マルイが展開するエポスカードは、全国のカラオケ、居酒屋、遊園地、温泉などの約1万以上の提携店で提示すると割引・優待特典が受けられます。
年会費無料のクレジットカードとしては珍しく、海外旅行保険が自動付帯(カードをもっているだけで適用になる)するため、旅行好きな人にもおすすめです。
また、ETC機能を利用すれば、ETC利用分に対してもポイントが付与されます。専用アプリやWebご利用明細にはETCの利用履歴がわかりやすく表示されるので、家計の管理も簡単です。
マルイの店舗で受け取れば、エポスカードの即日発行・利用が可能。その際には、マルイの店舗で使える2,000円(税込)分の優待クーポンが付いてきます。マルイをよく使う人はお得に買い物できますよ。
※条件などについては、カードごとの詳細をご確認ください。
ビュー・スイカカードはJR東日本が発行する、電子マネーのSuicaと一体型になったクレジットカードです。
Suicaにはオートチャージ機能が搭載されているため、入金の手間がなく、財布が無くても乗車できます。またSuica定期券にもなるので、毎日の通勤・通学に利用可能。
ビュー・スイカカードで貯まるポイントは、JRE POINTです。全国のJR駅ビルなどのJRE加盟店で、ポイントをお得に貯めたり使ったりできます。Suicaへのオートチャージや定期券の購入でもポイントが貯まるので、公共交通機関を頻繁に利用する人はお得にポイントを貯められるでしょう。
国内・海外への旅行には、旅行傷害保険が自動で付いています。また万が一カードを紛失した場合、クレジットカード・定期券部分・Suica残額などを補償するサポート体制が整っている点も魅力です。
※1:詳細については、公式サイトをご確認ください。
※2:キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があります。詳細や条件については、公式サイトを確認してください。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンカードと国際ブランドのアメリカン・エキスプレス(通称:アメックス)が提携して発行しているクレジットカードです。
最大の特徴はQUICPayとの相性の良さ。全国のQUICPay加盟店で、QUICPayを利用して買い物をすると、最大3%相当のポイントが還元されます。
さらに、付与ポイントの有効期限が無いところも特徴です。他のクレジットカードでありがちな、期間が経つとポイントが失効する心配がないので、ポイントの使い忘れが不安な人も安心です。
カードの表面および裏面には、カード番号やセキュリティコードなどが記載されていません。ナンバーレスで見た目がスッキリするだけでなく、カード番号が漏洩する危険性が下がり、安全性が強化されます。
※1:年1回(1円)以上のカードご利用で翌年度も無料
※2:条件など詳細については、公式サイトをご覧ください。
※3:キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があります。詳細や条件については、公式サイトを確認してください。
アメリカン・エキスプレス・カードは、国際ブランドの「American Express(アメックス)」が発行するプロパーカード。年会費は13,200円(税込)からで、一般カードとしては高額ですが、充実したサービスや特典が魅力です。
特にトラベル関連のサービスが豊富で、よく飛行機を使って旅行をする人におすすめです。
アメリカン・エキスプレスカードと飛行機の搭乗券があれば、国内28カ所、海外1カ所の空港ラウンジを同伴者と一緒に無料で利用できます。ラウンジでは無料のドリンクサービスや、Wi-fiの利用が可能です。
また、アメックス会員限定で、有名な料理店の貸し切りやお取り寄せグルメ、水族館でのイベントなど、さまざまな特典を楽しめるのも魅力。年会費を払ってでも豊富な特典を受けたい人は、ぜひ検討してみてください。
※条件などについては、カードごとの詳細をご確認ください。
セブン-イレブンをはじめ、多くの店舗で使える電子マネー「nanaco」と一体型になったクレジットカードです。
クレジットカードでnanacoへチャージすると200円で1ポイント、さらにnanaco利用でも200円ごとに1ポイントもらえるので、併用することでポイントの2重取りが可能になります。
また、nanacoへのオートチャージ機能も用意されており、金額不足のときに都度チャージする手間を省けるのもうれしいポイント。
イトーヨーカドーやセブン-イレブンなどの対象店舗での買い物は常にポイント2倍、イトーヨーカドーで毎月8日にお買い物が5%OFFといった特典も。セブン&アイ・ホールディングス系列の店舗でよくお買い物をする人に適したカードです。
※キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があります。詳細や条件については、公式サイトを確認してください。
おすすめのクレジットカードを一覧表で比較してみましょう。
カード一覧 | 年会費 | ポイント還元率 | 電子マネー機能 | スマホ決済 | 貯まるポイントの種類 | キャンペーン(※1) | 付帯保険 | 追加カード | 国際ブランド | 即日発行の有無(※2) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
三井住友カード | 初年度無料 | 200円(税込)につき1ポイント | iD | Apple Pay・Google Pay・PiTaPa・WAON | Vポイント | 初年度年会費無料キャンペーン 新規入会&タッチ決済ご利用で最大5,000円分Vポイントギフトコードプレゼント など | 海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険・ショッピング保険 | ETCカード・家族カード | VISA・Mastercard・銀聯(UnionPay) | 翌営業日発行が可能 |
Tカード プラス(SMBCモビット next) ※Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。 | 無料 | クレジットカード利用200円につきVポイント1ポイント付与 またVポイント提携先の店頭にてカード提示でポイント付与 | iD | Apple Pay・Google Pay | Vポイント | Tカードプラス(SMBCモビット next)ご契約で最大5,000円プレゼント (2022/9/1~2022/10/31まで) | ショッピング保険 | ETCカード | Mastercard | 無し |
JCBカード | 無料~ | 利用合計金額1,000円(税込)でOki Dokiポイント1ポイント | QUICPay | Apple Pay・Google Pay | Oki Dokiポイント | 新規入会・Amazon利用で20%(最大30,000円)キャッシュバック
2023/3/31まで) | ETCカード・家族カード | JCB | 可能(当日発行・翌日郵送) | |
ACマスターカード | 無料 | – | – | – | – | お友達紹介プログラム | – | カードローン | Mastercard | 可能 |
イオンカードセレクト | 無料 | 200円(税込)ごとに1WAON POINT | 電子マネーWAON | Apple Pay・イオンiD | WAONポイント | 新規入会・利用で最大5,000WAONポイント進呈 | ショッピングセーフティ保険・クレジットカード盗難保障 | ETCカード・家族カード | VISA・JCB・Mastercard | 可能 |
エポスカード | 無料 | 利用金額200円(税込)につき1ポイント | – | Apple Pay・Google Pay・EPOS PAY・PayPay・d払い | エポスポイント | – | 海外旅行傷害保険 | ETCカード | VISA | 可能 |
ビュー・スイカカード | 524円(税込) | 1,000円(税込)につきJRE POINTが5ポイント | Suica | – | JRE POINT | JCBブランドへの入会・利用・抽選で最大5,000円(税込)相当のポイントプレゼント (2022/10/31まで) | 旅行傷害保険(国内・海外) | ETCカード・家族カード | VISA・JCB・Mastercard | 不可 |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード | 初年度無料 翌年度:1,100円(税込) | 3% | QUICPay | – | 永久不滅ポイント | – | 無し | ETCカード・家族カード | American Express | 最短5分発行(デジタルカード)・最短3営業日発行(プラスチックカード) |
アメリカン・エキスプレス・カード | 13,200円(税込)~ | 100円(税込)=1ポイント | – | Apple Pay | メンバーシップ・リワード | – | 旅行傷害保険・航空便遅延補償・ショッピング保険 | ETCカード・家族カード | American Express | 無し |
セブンカード・プラス | 無料 | 通常:200円(税込)あたり1ポイント 対象店舗でクレジットカード払い:200円(税込)あたり2~3ポイント | nanaco | – | nanacoポイント | 新規入会で最大5,500nanacoポイントプレゼント (2022/10/31まで) | ショッピングガード保険(海外) | ETCカード・家族カード・QUICPay | VISA・JCB | 無し |
※1:キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があります。詳細や条件については、各社の公式サイトを確認してください。
※2:条件などについては、各社の公式サイトをご確認ください。
ここからは、クレジットカードを持つのに向いている人・向いていない人の特徴を紹介します。
クレジットカードは、以下のような人におすすめです。
クレジットカードを使用する魅力の一つは、買い物をするたびにポイントが貯まるところです。ポイント還元率の高いカードを選べば、さらにお得に買い物ができます。また現金を使った支払いよりも、会計にかかる手間や時間を省ける点もメリットです。
クレジットカードを使用すると、毎月紙面・Web・アプリで使用明細が確認可能。明細を保存しておくことで、家計の管理がしやすくなる点も魅力です。
クレジットカードは、以下のような人にはあまりおすすめできません。
クレジットカードを使えば、手元に現金が無くても買い物ができます。そのため、残高を気にせずに使いすぎてしまうケースは少なくありません。自己管理が苦手なタイプの人は、クレジットカードの利用は控えたほうがよいかもしれません。
また、カード番号や暗証番号が第三者に漏洩すると、カードを不正利用される恐れがあります。管理がずさんで物を紛失しやすい人も、カードの盗難のリスクが高まるためおすすめできません。
ここからは、クレジットカードに関してよくある質問について紹介します。クレジットカードの利用を検討されている人は、ぜひ参考にしてみてください。
各カード会社がセキュリティ対策に力を入れているものの、残念ながら不正利用される可能性はあります。
利用明細を見たときに、身に覚えのない請求内容がある場合は必ず確認してください。以下のようなケース以外であれば、不正利用されている可能性があります。
不正利用が発覚した場合は、まずはカード会社に連絡して利用停止処理をしましょう。そのうえで、警察に被害届を出してください。警察に被害届を出すことで、カード会社の不正利用に対する補償が受けられます。
クレジットカードを作る際、カード会社によって入会審査が行われます。毎月の支払い日に、利用者がきちんとお金を支払える能力をもっているのかどうかを、カード会社は知っておく必要があるからです。
クレジットカードの入会審査基準は、どの会社でも明らかにされていません。一般的に、利用者の過去の借り入れ状況や支払い状況、年収などが参照されていると考えられています。
申し込みから審査完了までにかかる期間は、カード会社によってさまざま。数分から数時間で審査が終わるケースもあれば、数週間を要するケースもあります。
学生や主婦でも、家族に安定した収入があればクレジットカードを作成可能。学生の場合は、本人の収入ではなく両親の信用情報を審査基準とするカード会社が多いといわれています。
ただし、利用限度額は10〜30万程度と低く設定されているので、申し込みの際に確認しておきましょう。
審査が通るかどうか不安なら、家族カードに申し込むのもおすすめです。家族カードなら審査不要で学生や主婦でも自分名義のクレジットカードを持てますよ。
利用限度額は本会員のものを世帯で分ける仕組みとなります。申し込みは本会員が行う必要があるので、配偶者や両親に手続きをしてもらいましょう。
電気代・ガス代・水道代などの公共料金は、ほとんどの場合クレジットカードで支払い可能です。公共料金をクレジットカードで支払えば、毎月発生する支払いでポイントを獲得できます。
コンビニなどで支払うよりも支払い漏れが発生しづらいのも、カードで公共料金を支払うメリットです。
今回は、クレジットカードの選び方やおすすめのクレジットカード10選についてご紹介しました。ますますキャッシュレス化が進む今後に備えて、クレジットカードはもっておきたいものです。
クレジットカードがあれば現金を持ち歩かずに済むので、財布の中がすっきりに。オンラインショップの手数料が無料になるカードもあり、よりお得に買い物をしやすくなりますよ。
他にも、クレジットヒストリーが残ることで社会的信用も高まるなど、クレジットカードをもつメリットは盛りだくさん。
本記事で紹介した後悔しない選び方のポイントを参考に、自分に合ったクレジットカードを見つけて、日々の買い物に取り入れてみてくださいね。