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アコムの金利は高い?返済シミュレーションや利息を抑える方法も解説

アコムは大手消費者金融のひとつであり、カードローンを提供しています。テレビCMのほか、街中でも多くの広告を見るため、中には利用を検討している方もいるのではないでしょうか。

しかし、「金利は他社と比べて高いのか」「支払う利息はいくらになるのか」といった疑問や不安を持つ方もいるでしょう。

結論として、アコムの金利は高くありません。大手消費者金融の中では平均的な水準ですが、返済計画を立てずに利用すると利息負担が大きくなる可能性があります。

この記事では、アコムの金利の仕組みや決まり方のほか、利息シミュレーションや利息による負担を賢く抑える方法までを網羅的に解説します

正しい知識を身につけることで、自身の状況に合った適切な判断ができるようになります。

アコムの利用を考えている方、すでに利用中で返済計画を見直したい方は、ぜひ参考にしてください。

アコム
出典:アコム
  • 新規貸付率が他社より高め
  • 2ステップで申込み可能
  • 借り入れまでスマホ1つでOK
24時間申込Web完結電話原則なし1保証人不要カードレス2
無利息期間郵送物なし学生3専業主婦年金受給者4
審査時間最短20分※5
融資時間最短20分※6
金利年3.0~18.0%
借入限度額1~800万円
新規成約率39.4〜44.7%※7
無利息期間最大30日間
※1.職場への電話連絡は原則なしの意味です。電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施。※2.収入証明書が必要な場合あり※3.20歳以上の方に限る.安定した収入がある方であればご利用可能 。※4.年金以外のその他収入がない人という意味です。年金の他、収入があり借入可能な場合→△で表記。※5.6.お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。※7.2023年10月~2024年2月の新規貸付率は39.4〜44.7%。アコムマンスリーレポート
目次

アコムの金利は高い?

結論として、アコムの金利は高くありません。実質年率は3.0%~18.0%と、アイフルやSMBCモビットといった他の大手消費者金融と同じです。

一般的に、契約当初は上限金利である18.0%が適用されますが、利用を重ねたり、限度額が上がるたびに下限金利に近づいていきます

ここからは、アコムの金利について知っておきたい知識をまとめているため、ぜひ参考にしてください。

アコム公表の実質年率は3.0%~18.0%

アコムの公式サイトで公表されている金利は、実質年率で3.0%~18.0%です。

実質年率とは、利息だけでなく契約時に発生する可能性のある手数料などを含めて計算された、利用者が実際に負担する年間の総コストの割合を示します

金利は借入金額や契約内容によって異なり、同じアコムでも利用者ごとに適用される利率は変わります。

少額の借入や初めての契約では高めに設定される傾向がありますが、返済実績を積み重ねることで、より低い金利が適用されるのが一般的です。

なお、他社との比較を行う際は、単に数字だけを見るのではなく、「実質年率」で示されているかどうかを確認することが大切です。

実質年率を比較することで、実際の負担を正確に把握し、より有利な条件で借り入れができるようになります。

借入額が大きいほど低くなる

アコムの金利は、借入額、正確には契約時に設定される利用限度額が大きくなるほど、低くなる傾向があります。

これは利息制限法という法律によって、借入額に応じた上限金利が定められているためです。

利息制限法では、借入額が10万円未満の場合は年20.0%、10万円以上100万円未満の場合は年18.0%、そして100万円以上の場合は年15.0%が上限と定められています。

100万円以上の限度額が設定される場合は、初回契約でも年15.0%で借り入れできることを認識しておきましょう。

契約日の翌日から利息が発生

アコムの利息は、お金を借りた日ではなく、お金を借りた日の翌日から発生します。

たとえば、10月1日にお金を借りた場合は、10月2日から利息が発生する仕組みです。

利息は毎日付加されるものなので、正確な利息金額を知りたい場合は、上記の仕組みをしっかり理解しておくことが大切です。

ただし、初めてアコムを利用する方向けの「30日間金利0円サービス」が適用される期間中であれば、利息は発生しないことを覚えておきましょう。

他大手消費者金融と金利を比較

アコムの金利を他の大手消費者金融と比較すると、次のようになります。

消費者金融名実質年率
アコム3.0%~18.0%
プロミス4.5%~17.8%
アイフル3.0%~18.0%
レイク4.5%~18.0%

このように、アコムの金利が業界内で特別に高いわけではないことが分かります

サービスを選ぶ際には、金利だけでなく無利息期間の有無やその他のサービス内容も総合的に比較検討しましょう。

金利(利息)の計算方法

アコムを利用する際、自身の利息がどのように計算されているかを知ることは、返済計画を管理するうえで非常に役立ちます。

ここでは、自身で利息額を算出するための基本的な計算式と、手軽に計算できるアコムの便利な公式ツールについて解説します

借入残高×借入利率(実質年率)÷365日×利用日数

アコムの利息は、「借入残高 × 借入利率(実質年率) ÷ 365日 × 利用日数」という計算式で算出できます。

この式は、利息を日割りで計算するための標準的な方法です。例えば、10万円を金利年18.0%で30日間借りたと仮定して計算してみましょう

計算式は「100,000円 × 0.18 ÷ 365日 × 30日」となり、利息は約1,479円となります。

この計算方法を知っておけば、次の返済日までに発生する利息の目安を自分で把握できます。

アコムの返済シミュレーションが便利

自身で計算するのが難しいと感じる方は、アコム公式サイトの返済シミュレーションを利用するのが便利です。

このツールを使えば、借入希望額や毎月の返済額、返済期間などを入力するだけで、毎月の返済額や総支払利息が自動で算出されます。

複雑な計算をする必要がなく、誰でも簡単に具体的な返済プランを確認でき、安心してアコムを利用できます

これからアコムの利用を検討している方はもちろん、すでに利用中の方も、返済計画を見直す際に活用してみるとよいでしょう。

【金額別】借入額ごとの返済額と利息シミュレーション

実際にアコムからお金を借りた場合、毎月の返済額や総支払利息はいくらになるのでしょうか。

具体的な金額をイメージすることで、より現実的な返済計画を立てやすくなります

ここでは、一般的な上限金利である年18.0%(100万円は15.0%)が適用されたと仮定し、以下の借入額別に返済シミュレーションの結果を紹介します。

  • 10万円を借りた場合
  • 20万円を借りた場合
  • 30万円を借りた場合
  • 50万円を借りた場合
  • 100万円を借りた場合

それぞれのケースについて、詳しく見ていきましょう。

10万円借りた場合

アコムで10万円を金利年18.0%で借り、毎月5,000円ずつ返済する場合のシミュレーション結果は次のとおりです。

返済回数24回(2年)
総支払額119,772円
利息額19,772円
※アコム返済シミュレーションで試算

毎月無理のない金額で返済を進めることができますが、総額で2万円程度の利息を支払うことになります。

20万円借りた場合

アコムで20万円を金利年18.0%で借り、毎月9,000円ずつ返済する場合のシミュレーション結果は次のとおりです。

返済回数28回(2年4か月)
総支払額245,093円
利息額45,093円
※アコム返済シミュレーションで試算

借入額が増えると、それに伴い利息の総額も大きくなることが分かります。

30万円借りた場合

アコムで30万円を金利年18.0%で借り、毎月13,000円ずつ返済する場合のシミュレーション結果は次のとおりです。

返済回数29回(2年5か月)
総支払額370,993円
利息額70,993円
※アコム返済シミュレーションで試算

返済期間が長くなるほど、総支払利息も増えていくため、計画的な返済が重要です。

50万円借りた場合

アコムで50万円を金利年18.0%で借り、毎月20,000円ずつ返済する場合のシミュレーション結果は次のとおりです。

返済回数32回(2年8か月)
総支払額631,374円
利息額131,374円
※アコム返済シミュレーションで試算

借入額が大きくなると、利息だけで10万円を超えるケースもあることを認識しておきましょう。

100万円借りた場合

アコムで100万円を借りる場合、利息制限法により上限金利は年15.0%となります。毎月30,000円ずつ返済する場合のシミュレーション結果は次のとおりです。

返済回数44回(3年8か月)
総支払額1,301,674円
利息額301,674円
※アコム返済シミュレーションで試算

金利は下がりますが、借入額が大きいため総支払利息も高額になります。利用の際は慎重な計画が必要です。

そもそも金利とは?利息・実質年率の違いを解説

カードローンを利用する際、「金利」「利息」「実質年率」といった言葉がよく使われますが、それぞれの意味を正確に理解できているでしょうか。

これらの言葉の違いを正しく知ることは、自身の負担を正確に把握するためにも不可欠です。

ここでは、それぞれの用語が持つ意味について、分かりやすく解説していきます。

金利:元金に対する利息の割合

金利とは、借りたお金、つまり元金に対する利息の割合をパーセント(%)で示したものです。

通常は1年間あたりの割合である「年利」で表され、お金を借りる際のレンタル料のような役割を果たします

たとえば「金利が年18.0%」と表示されている場合、1年間お金を借り続けると、元金の18.0%にあたる利息が発生するという意味になります。

利息:支払うレンタル料の金額

利息とは、借りたお金の対価、つまりレンタル料として実際に支払うお金そのものの金額を指します。

金利が「割合」であるのに対し、利息は「具体的な金額」である点が大きな違いです。

この利息額は、先ほど解説した計算式を使い、金利(割合)と借入額、利用日数に基づいて算出されます

返済の際には、この利息と元金の一部を合わせて支払っていくことになります。

実質年率:年間の総コスト割合

実質年率とは、利息だけでなく、契約にかかる手数料などの諸費用も含めて計算した、利用者が1年間で負担する実質的な総コストの割合のことです。

貸金業法では、利用者が実際の負担を正確に比較検討できるよう、広告などにはこの実質年率での表示が義務付けられています

そのため、アコムをはじめとする多くの金融機関の公式サイトで表示されている「金利」は、この「実質年率」を指しています。

複数のサービスを比較する際は、この実質年率を確認してください。

金利が決まる2つのルール

アコムの金利は年3.0%~18.0%と幅がありますが、自身の金利がどのようにしてこの範囲内で決まるのか、疑問に思う方もいるでしょう。

適用される金利は、主に「法律」と「審査」の2つのルールに基づいて決定されます

この仕組みを理解すれば、自身の金利設定についてより深く納得することができるでしょう。

法律によって上限金利が定められている

カードローンの金利は、事業者が自由に設定できるわけではなく、「利息制限法」と呼ばれる法律によって借入額に応じた上限が厳しく定められています。

この法律により、貸金業者は以下の金利を超える貸付を行うことはできません

借入額上限金利
10万円未満年20.0%
10万円以上100万円未満年18.0%
100万円以上年15.0%

アコムの金利もこの法律の範囲内で設定されており、法外な金利を請求されることはありません。

審査内容・利用実績で金利が個別に決定

法律で定められた上限の範囲内で、個々の利用者に適用される最終的な金利は、申込時の審査内容や過去の利用実績に基づいて決定されます。

申込者の年収や勤務先、信用情報などを基に返済能力を総合的に判断し、利用限度額と適用金利を個別に設定する流れです。

一般的に、返済能力が高いと判断されれば利用限度額は高くなり、金利は低くなる傾向があります。

また、長期間にわたり延滞なく返済を続けている優良な顧客に対しては、金利が引き下げられる可能性もあります。

アコムの金利(利息)負担を抑える方法

アコムを利用する上で、支払う利息はできるだけ少なくしたいと誰もが考えるはずです。

アコムが提供するサービスや返済方法をうまく活用できれば、利息の負担を賢く抑えられます

ここでは、利息負担を軽減するための具体的な3つの方法を紹介します。

  • 初めての方:30日間金利0円サービス
  • 資金に余裕がある方:繰り上げ返済
  • 長期利用者向け:増額申請で金利の引き下げ

これらの方法を実践して、計画的な返済を目指しましょう。

初めての方|30日間金利0円サービスを活用する

初めてアコムを利用する方は、「30日間金利0円サービス」を最大限に活用しましょう。

このサービスは、アコムとの契約が初めての方を対象に、契約日の翌日から30日間は利息が一切かからないというものです

この期間中に完済すれば利息の支払いは0円となり、元金のみの返済で済みます。

短期的な借り入れを予定している方や、給料日までのつなぎ資金として利用する方にとっては、利息負担を大幅に軽減できる非常に有効な方法です。

資金に余裕がある方|繰り上げ返済で支払う利息を減らす

ボーナスなどで資金に余裕ができた際には、毎月の返済とは別に「繰り上げ返済」を検討しましょう。

繰り上げ返済で支払った金額は、すべて元金の返済に充てられます。

元金が減れば、その後に発生する利息も少なくなり、結果として総支払利息を圧縮できるうだけでなく、返済期間の短縮にもつながります

アコムでは、インターネットバンキングから手数料無料で手続きできるため、少額からでも積極的に繰り上げ返済するとよいでしょう。

長期利用者向け|増額申請で金利の引き下げを交渉

アコムを長期間にわたって延滞なく利用している方は、利用限度額の増額を申請すれば、金利の引き下げにつながる可能性があります。

先述の通り、利用限度額が100万円を超えれば、利息制限法の関係で上限金利は年15.0%に下がります

現在の限度額が100万円未満の場合、増額審査に通過して限度額が100万円以上になれば、適用金利が引き下げられることが期待できるでしょう。

増額には再度審査が必要ですが、返済実績が良好であれば、金利負担を軽減する一つの選択肢となります。

アコムの金利に関するよくある質問

ここまでアコムの金利について詳しく解説してきましたが、まだ細かな疑問点が残っている方もいるかもしれません。

最後に、アコムの金利に関して多くの方が持つ質問とその回答をまとめました。

自分の金利を確認する方法は?

自身の現在の契約金利は、アコムの会員ページやスマホアプリから簡単に確認できます。

会員サービスにログイン後、契約内容の詳細ページなどに適用されている金利が記載されています

また、毎月発行される利用明細書にも金利は明記されています。

自身の契約内容を正確に把握するためにも、定期的に確認する習慣をつけるとよいでしょう。

返済が遅れた場合の遅延損害金は?

万が一、返済期日に返済が遅れてしまった場合、通常の利息に加えて「遅延損害金」が発生します。

アコムの遅延損害金の利率は、年20.0%です。これは通常の貸付利率よりも高く設定されており、延滞した日数分だけ日割りで計算されます

1日でも返済が遅れると、その分負担が増えてしまうため、返済期日は必ず守るようにしましょう。

アコムが危ないと言われる理由は?

「アコムは危ない」といった評判を聞いて不安に思う方もいるかもしれませんが、アコムは法律を遵守して運営されている正規の貸金業者です。

このような評判が立つ理由の一つとして、返済計画を立てずに利用してしまい、返済が困難になるケースがあることが考えられます

上限金利である年18.0%は、銀行カードローンなどと比較すると高く感じるため、返済が長期化すると利息負担が大きくなります。

アコム自体が危ないわけではなく、利用者自身の計画的な利用が何よりも重要だといえるでしょう。

まとめ

この記事では、アコムの金利について、他社との比較、利息の計算方法、具体的なシミュレーション、利息負担を抑える方法まで詳しく解説しました。

アコムの金利は、法律の範囲内で設定された平均的な水準ですが、返済計画が非常に重要です。

総支払額を減らしたい方は、30日間金利0円サービスの活用や、繰上返済を積極的におこなうのをおすすめします。

カードローンの金利については、当サイトの情報を参考に、自身の状況に合った最適な判断をしてください。

より詳細な金利や契約内容についてはアコムの公式サイトで確認するか、サービス名「アコム」で検索してみましょう。

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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※本サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運用しております。

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