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今すぐ300万円が必要な方必見!300万円を借りる5つのおすすめ方法を徹底紹介

今すぐ300万円を借りるには、どのような方法があるのでしょうか。

お金を融資している会社は銀行のほかにも、信販会社や消費者金融があります。

また借入には、キャッシングやカードローンのほか、担保が必要なローン、事業資金を調達するためのビジネスローンなど、さまざまな方法から選択可能です。

今回は、複数の借入方法を紹介するとともに、金融商品別の特徴や金利、限度額の違い、利用する際の注意点をまとめました。

今すぐ300万円が必要な方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

300万円を借入るために必要なこと

今すぐ300万円が必要になった際に、お金を借入の方法はいくつかあります。300万円は、50万円以上の借入となるため、貸金業法の総量規制により条件が定められています。

  • 300万円の融資には一定の収入が必要になる
  • 300万円が何に必要か目的を明確にする
  • 銀行の審査や一社からの借入が難しい場合の対応

1社で300万円を借入できない場合は、複数の金融機関から融資を受けることも可能です。

融資を申し込む際は返済計画をもとに、余裕のある借入を選択しましょう。

300万円の融資には一定の収入が必要である

たとえば、300万円の融資を受ける場合、融資を申し込む本人の年収が900万円以上であることが条件です。

融資額の上限は総量規制によって定まります。

総量規制とは、借入する個人を多重債務から守るために施行された制度で、貸金業法により借入する総額の上限が規制されています。

50万円以上の借入の上限は、総量規制で年収の1/3までと定められています。

年収の1/3が上限となるため、300万円を融資してもらうために必要な年収は900万円以上です。

また年収900万円の場合、1社でも複数の金融会社で借りても合計300万円までの借入が上限となります。

さらに借入の際に、年収を証明する書類が必要です。

ただし50万円以下の借入に関しては、年収証明の提出は必要ありません。

総量規制が適用される範囲は貸金業者となるため、貸金業者に該当しない銀行や信用金庫、クレジットカードのショッピングでは300万円以上の借入に総量規制が適用されません。

300万円が何に必要か目的を明確にする

300万円の使用目的によって借入先が異なるため、借入の目的を明確にすることが重要です。

すぐに融資を受けたい場合の選択肢は消費者金融ですが、銀行の目的ローンを利用すると金利を安く抑えられます。

また事業に必要な資金を借入する場合は、事業者ローンが該当します。

そのほかにも、複数の借入を1社にまとめるためのおまとめローンもあります。

このように目的に応じて借入先が異なるため、融資を申し込む前に借入目的や時期を明確にしておきましょう。

銀行の審査や1社からの借入が難しい場合の対応

銀行の審査に通らず、300万円の融資を受けられない場合は、消費者金融のような貸付業者を複数利用する方法があります。

銀行系以外の消費者金融や信販会社など複数から借りることも視野に入れて検討しましょう。

消費者金融や信販会社は、銀行よりも比較的審査がゆるい傾向にあることが多いです。

また消費者金融や信販会社によっては、複数の場所から借入が可能です。

一度に300万円の融資を受けられない場合は、貸付業者を複数利用することも視野に入れましょう。

300万円の融資が可能な5つの方法

300万円の融資を受ける方法には次の5つがあります。

  • 消費者金融
  • 銀行カードローン
  • 事業者ローン
  • 有担保ローン
  • 目的別ローン

5つの借入方法の詳細を解説する前に、メリット、デメリットについて簡単にまとめました。

スクロールできます
メリットデメリット
消費者金融・即日融資が可能
・限度額内で何度も借入が可能
・比較的金利が高い
・総量規制の対象になる
銀行カードローン・消費者金融よりも金利が低い
・限度額内で何度も借入が可能
・消費者金融と違い即日融資に対応していない
・総量規制の対象になる
事業者ローン・総量規制の対象にならない
・担保なしで事業資金を借りられる
・資金調達用途にしては金利が高い
・資金調達用途にしては限度額が低い
有担保ローン・安い金利で借りられる
・多額のローンを組める
・融資までに時間がかかる
・担保を失うリスクがある
目的別ローン・金利が安い
・返済期間を長く設定できる
・使用用途が限られる
・使用目的によっては担保が必要

これらのメリットとデメリットを踏まえて、それぞれの詳細を確認しましょう。

消費者金融とは

消費者金融は貸金業法に則り、個人にお金を融資する金融機関を指します。

テレビコマーシャルで見聞きする、アコムやプロミスなどが消費者金融にあたります。

最短で即日融資が可能

消費者金融を利用するメリットは、金額によって最短で即日融資が可能な点です。

借入の目的を問われないため、急にお金が必要になった際にもまとまったお金を比較的最短で借りられるでしょう。

契約審査にかかる時間は約30分で、契約場所は店頭または無人契約機です。

振込融資ならWeb申し込みで契約できる消費者金融もあり、最短で融資が受けられるシステムが整っています。

返済の自由度が高い

消費者金融は、返済のサイクルや期日などを自身で決められる所が多い傾向にあります。

給料が出たタイミングで少し早めに返済したり、ボーナスが出たタイミングで一括返済したりと、ライフスタイルにあわせた返済が可能です。

消費者金融で借入の際の注意点

消費者金融で借入する際の注意点は次の3つです。

  • 半年以内に複数の金融機関に申し込むと審査に悪影響がある
  • 金利が高い
  • 年収の3分の1までしか借入できない

消費者金融を利用する際は、注意点をよく確認しておきましょう。

半年以内に複数の金融機関に申し込むと審査に悪影響がある

消費者金融は、半年以内に複数の金融機関に申し込むと審査に影響する場合があります。

金融機関では融資する際に、信用情報機関を照会します。

信用情報機関を照会する理由は、借入希望者の借入状況を確認して融資が可能かどうかを決定するためです。

申し込みの情報は半年間保存されるため、短期間に融資の申し込みを繰り返すと貸し倒れを懸念して融資を断られる可能性が高まります。

複数社から借入する場合は、まとまったお金が必要な時でも、半年以上あけて申し込むとよいでしょう。

金利が高い

消費者金融は、銀行のカードローンと比較すると金利が高いです。

消費者金融の金利は年率18.0%が標準であるのに対し、銀行カードローンの金利は14.5%前後に設定されています。

返済実績を積むとさらに金利は安くなりますが、すぐに金利が下がるわけではないため、無理のない返済を心がけることが重要です。

年収の3分の1までしか借入できない

消費者金融は貸金業法にのっとって営業するため、総量規制により年収の1/3までしか借入できません。

年収に対する融資額は次のとおりです。

融資額上限必要年収額
50万150万
100万300万
200万600万
300万900万

信用実績を積んでも、総量規制により融資額上限以上は借りられないため注意しましょう。

なお銀行は総量規制の対象にならないため、銀行からの融資では年収の1/3以上の借入が可能です。

300万円借りるときにおすすめの消費者金融5選

今すぐ300万円を借りたい方におすすめの消費者金融は次の5社です。

  • プロミス
  • アコム
  • SMBCモビット
  • レイク
  • アイフル

それぞれどのような特徴があるのか具体的に紹介します。

プロミス

限度額1万~500万円
金利4.5%~17.8%
遅延損害金20.0%
Web申し込みの可否

プロミスはオリコン顧客満足度調査において、ノンバンクカードローン借入サポート部門第1位を4年連続獲得する消費者金融です。

最短15秒で融資可能額がわかり、Webでも契約できるため自宅からでも気軽に申し込めます。

また初めて契約する場合、最大1,000ポイント分のVポイントが付与されるうえ、30日間は利息が発生しません。

1か月以内に返済できる方なら、プロミスでの借入がおすすめです。

アコム

限度額10,000~800万円
金利3.0%~18.0%
遅延損害金20.0%
Web申し込みの可否

アコムは、2022年カードローンランキング3部門でNo.1を獲得した消費者金融です。

運営は三菱UFJフィナンシャル・グループがおこなっており、消費者金融としてのフリーローンのほか、クレジットカードの発行もおこなっています。

アコムには3秒で借入可能額がわかる3秒診断があり、いくら借りられるかを今すぐに知りたい方におすすめです。

なおアコムでは、現在クレジットカードのキャンペーンをおこなっており、新規入会が非常にお得です。

キャンペーンでは6月30日までにアコムのクレジットカードをApple PayやGoogle Payに登録すると最大10万円が還元されます。

SMBCモビット

限度額10,000~800万円
金利3.0%~18.0%
遅延損害金20.0%
Web申し込みの可否

SMBCモビットは、大手の消費者金融です。

SMBCモビットの一番の特徴は、在籍確認の電話がないことです。

一般的に消費者金融では、実際に勤務しているかどうかの判断をおこなうため、自宅や勤務先に個人確認の電話をします。

しかしSMBCモビットでは、PCやスマートフォンで申し込むと、面倒な電話連絡や郵送物がなく、家族や勤務先に消費者金融の利用が発覚する恐れがありません。

ただし新規申し込み者によっては、電話連絡をおこなうことがあるため注意しましょう。

なお電話連絡の際、会社名は名乗らず個人名でおこなうため、在籍確認で借金が発覚する心配はあまり必要ありません。

レイク

限度額10,000~500万円
金利4.5%~18.0%
遅延損害金20.0%
Web申し込みの可否

レイクの特徴は、選べる無利息サービスです。

レイクでは、無利息期間がほかの消費者金融よりも長く、最長180日間の無利息期間が選べます。

Web申し込みでは60日間、5万円以下の少額利用なら180日間が無利息です。

約半年利息がかからないため、5万円以下の少額申し込みならレイクがおすすめです。

アイフル

限度額10,000~800万円
金利3.0%~18.0%
遅延損害金20.0%
Web申し込みの可否

アイフルはカードローンを初めて利用する方に限り、初回30日の無利息期間を設けています。

またPCやスマートフォンを利用すると、最短20分で融資が受けられます。

さらにアイフルでは、原則自宅や勤務先への在籍確認もおこないません。

家族や職場に消費者金融の利用がバレたくない方には安心です。

アイフルの公式サイトでは、年齢や年収、他社借入額を入力すると1秒で借入額がわかるため、急いでいる方は利用を検討してみましょう。

50万円以下なら即日融資が可能

消費者金融では、50万円以下であれば即日融資が可能です。

今すぐ300万円の借入を希望する方は、源泉徴収票のような年収証明が必要であるため即日融資は難しいといえます。

また初めて借入する方は、返済実績がないためすぐに300万円を借りられないことがあります。

銀行カードローンとは

銀行カードローンとは、銀行が融資する無担保のフリーローンを指します。

銀行カードローンも消費者金融のカードローンも、資金の使い道が自由なうえ無担保で借りられる点は同じです。

消費者金融と混同されがちな銀行カードローンの特徴について詳細を解説します。

銀行カードローンの特徴

銀行カードローンは、資金の使い道を問わない個人向けのフリーローンで、その点は消費者金融と変わりません。

銀行カードローンは、銀行のキャッシュカードにクレジットカード機能が付帯した一体化タイプと、カードローン専用型にわかれます。

クレジットカード機能付帯のキャッシュカードでは、ショッピングやキャッシングが可能です。

銀行カードローンの比較ポイントは5つ

銀行カードローンは各銀行で利用できますが、銀行カードローンを選ぶ際のポイントは次のとおりです。

  • 金利
  • 審査時間
  • 融資時間
  • 無利息期間
  • 借入限度額

早く返済する予定がある方は無利息期間を重視する、まとまったお金を融資してほしい方は借入限度額に着目するなど、自身にあう銀行カードローンを選びましょう。

金利

銀行カードローンの金利は、一般的に限度額によって決まります。

下限金利は1.5%~12.0%、上限金利は13.5%~18.0%です。

メガバンクの一つである三井住友銀行を例にとり、限度額に対する金利をみてみましょう。

100万円以下年12.0%~14.5%
100万円~200万円以下10.0%~12.0%
200万円~300万円以下8.0%~10.0%
300万円~400万円以下7.0%~8.0%
400万円~500万円以下6.0%~7.0%
500万円~600万円以下5.0%~6.0%
600万円~700万円以下4.5%~5.0%
700万円~800万円以下1.5%~4.5%

信用度が高い方ほど金利が安くなっています。

通常大手銀行の場合、100万円以下の限度額では14%前後、300万円では10%前後に金利が設定されています。

審査時間

銀行カードローンにかかる審査時間は、翌営業日が一般的です。

消費者金融では最短25分で借入が可能な機関もあるため、銀行カードローンは審査のスピード感がやや劣ります。

しかし、じぶんローンのように最短1時間で審査が完了する銀行カードローンもあります。

ネットバンクは、実店舗のある銀行よりも比較的審査が早い傾向です。

融資時間

銀行カードローンの融資時間は、申し込んだ銀行に口座を保有するかどうかによって異なります。

銀行口座を保有する方であれば、審査結果がでたあとすぐに銀行口座への振り込みが可能です。

また保有のキャッシュカードを使用しても、すぐにATMからキャッシングを利用できます。

しかし銀行口座を保有していない方の場合は、カードローン専用カードの発行に1週間程度を要します。

今すぐお金が必要な方は、すでに口座を保有している銀行で銀行カードローンを申し込むとよいでしょう。

無利息期間

銀行カードローンには、はじめて利用する方向けに無利息期間を設けているケースがあります。

借入限度額

銀行カードローンの限度額は幅が大きく、銀行によって借入可能な額が300万円~1,000万円と差があります。

銀行カードローンと消費者金融の大きな違いは借入限度額です。

銀行カードローンは総量規制がかからないため、消費者金融のような年収の1/3までしか借りられないなどの条件がありません。

しかし総量規制がかからないとはいえ、返済実績や取引実績がない場合は借入限度額を希望額以下に下げられる可能性があります。

300万円借入るためのおすすめ銀行カードローン6選

300万円を借入る際におすすめの銀行カードローンは次のとおりです。

  • 楽天銀行スーパーローン
  • 三井住友銀行カードローン
  • みずほ銀行カードローン
  • 三菱UFJ銀行カードローンバンクイック
  • オリックス銀行カードローン
  • じぶんローン

それぞれ金利や限度額、融資スピードが異なるため、自身の状況にあわせて必要な銀行カードローンを選びましょう。

楽天銀行スーパーローン

金利1.9%~14.5%
審査スピード非公表
借入限度額10万~800万円
24時間申し込み
Web申し込み
在籍確認の有無

楽天銀行スーパーローンは、楽天会員におすすめの銀行カードローンです。

楽天銀行は楽天グループであるため、楽天会員のランクによってカードローン審査が優遇されます。

また楽天銀行では、金利優遇キャンペーンなどを実施する場合もあります。楽天会員でお得に利用したい場合は、自身が利用するタイミングでキャンペーンの有無を確認するとようでしょう。

三井住友銀行カードローン

金利1.5%~14.5%
審査スピード最短5分
借入限度額10万~800万円
24時間申し込み
Web申し込み
在籍確認の有無

三井住友銀行カードローンは、口座開設不要で利用できるカードローンです。

全国の三井住友銀行ATMまたは提携ATMでは、手数料無料で借入と返済が可能です。またWeb申し込みでも、無人機ですぐにカードを発行できるため便利でしょう。

SMBCダイレクトを使用すると、銀行口座の取引や残高、カードローンの残高や返済に関する情報が一括で確認できるため非常に便利です。

みずほ銀行カードローン

金利年2.0%~14.0%
審査時間最短当日
借入限度額10万~800万円
24時間申込
WEB申込

みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行の口座を保有する方におすすめのカードローンです。

本カードローンのご契約店での住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後 の金利は年1.5%~13.5%です。

※審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の口座をお持ちの方に限ります。また、土日祝日にお申込の場合、審査結果とお借入は翌営業日以降の対応となります。 

三菱UFJ銀行カードローンバンクイック

金利1.8%~14.6%
審査スピード最短翌営業日
借入限度額10万~500万円
24時間申し込み
Web申し込み
在籍確認の有無

三菱UFJ銀行カードローンは、10万円以下の借入なら月々1,000円から返済が可能なカードローンです。

三菱UFJ銀行の口座がなくてもカードローンを利用できますが、口座があるとより便利に利用できます。

なお三菱UFJ銀行では、2023年5月31日までの口座開設で現金1,000円がもらえるキャンペーンを実施中です。

キャンペーン期間に融資を希望する方は、銀行口座開設と同時の申し込みをおすすめします。

オリックス銀行カードローン

金利1.7%~14.8%
審査スピード非公表
借入限度額10万~800万円
24時間申し込み
Web申し込み
在籍確認の有無

オリックス銀行カードローンには、ガン保障特約付きプランBrightがあります。

オリックス銀行では、従来の利率や限度額で選ぶカードローンではなく、保険付きのカードローンを選択肢に取り入れました。

Brightの保険金負担は無料ですが、死亡または高度障害、ガンと診断されたときに借入残高が0になります。

万が一の際の家族負担をなくしたい方に、オリックス銀行カードローンはおすすめです。

じぶんローン

金利0.98%~17.5%
審査スピード最短1時間
借入限度額10万~800万円
24時間申し込み
Web申し込み
在籍確認の有無

auじぶん銀行のカードローンであるじぶんローンは、au ID保有者に最大で年0.5%の金利優遇が適用されます。

また、じぶんローンを新規契約するとPONTAポイントがもらえるなどのキャンペーンを実施していることがあります。

じぶんローンは金利が優遇されるうえ、auユーザーと親和性の高いPONTAポイントをもらえるため、auユーザーにおすすめです。

事業者ローンとは

事業者ローンとは、法人または個人事業主の資金調達を目的とした融資です。

事業者ローンと一般的なカードローンとの違いを、それぞれの特徴や利用時の注意点とともに解説します。

ビジネス目的で活用できる制度

事業者ローンは、事業運営資金の調達を目的とした融資であり、生活資金や遊行のための利用はできません。

また事業者ローンのプランによっては、連帯保証人や担保が必要です。

事業者ローンと一般的なカードローンの大きな違いは、ローンの利用用途や連帯保証人の有無、担保の有無といえるでしょう。

個人事業主でも借入が可能

事業者ローンは、法人登録していない個人事業主にも融資が可能です。

事業者ローンには担保や連帯保証人が必要ない商品が多く、個人事業主でもスムーズに資金調達ができます。

ただし個人事業主の場合、事業者ローンよりもカードローンの方が融資額は高く、金利が安いケースもあるため、よく内容を比較検討して決めるとよいでしょう。

事業者ローンの特徴

事業者ローンには次の2つの特徴があります。

  • 総量規制がない
  • 収入がわかる書類を提出する必要がある

それぞれのメリット、デメリットをよく見極めて申し込むことをおすすめします。

総量規制がない

事業者ローンは、貸金業法による総量規制の縛りがありません。

総量規制は、個人を多重債務のリスクから守ることを目的としているためです。

事業者ローンは個人ではなく事業の資金調達が目的であるため、借入限度額が年収の1/3までという規制の対象外です。

そのため、カードローンよりも事業者ローンの方が多額の融資を受けられます。

ただし事業者ローンは、公的機関や銀行融資よりも融資可能額が低い傾向です。

また金利は公的機関や銀行融資の方が事業者ローンよりも低く設定されています。

収入がわかる書類を提出する必要がある

事業者ローンはカードローンよりも必要書類が多く、収入がわかる書類の提出必要です。

金融機関は事業者ローンを融資する判断材料として、事業が順調であるかどうか収入証明から確認します。

その他にも決算書や事業計画書なども必要になるため、個人向けのカードローンのように気軽に借りられるものではありません。

300万円借りるおすすめ事業者ローン3選

300万円を借りられるおすすめの事業者ローンは次の3社です。

  • AGビジネスサポートの事業者向けビジネスローン
  • 三菱UFJ銀行ビジネスローン融活力
  • オリコ事業融資・ビジネスローン

それぞれが提供する事業者ローンの特徴を紹介します。

AGビジネスサポートの事業者向けビジネスローン

融資金額50万~1,000万円
金利3.1%~18.0%
融資期間最長5年(元利均等返済)
最長1年(元金一括返済)

AGビジネスサポートでは、事業者向けのビジネスローンをはじめ、事業者用のカードローン、不動産担保ビジネスローンなどさまざまな商品を取り扱っています。

AGビジネスサポートのビジネスローンと事業者用のカードローンの違いは、利率と融資期間です。

事業者用のカードローンでは、融資期間を最長8年4か月と長く設けていますが、利率が5.0%とやや高く設定されています。

三菱UFJ銀行ビジネスローン融活力

融資金額5,000万円以内
金利2.1%~9.0%
融資期間最長3年

三菱UFJ銀行のビジネスローンは、オンライン融資サービスBiz LENDINGとして、申込から借入までペーパレス、オンライン完結型のサービスを提供しています。

さらに法人向けのローンサービスとして、税理士会提携ビジネスローン融活力というサービスがあり、三菱UFJ銀行の顧問弁護士からの紹介で、中小企業の会計に関する指針に則った会計処理をおこなっている企業への優遇制度があります。

優遇条件を満たす法人には年0.25%が優遇されます。

そのほか三菱UFJ銀行では、TKC全国会、商工会議所、全国の法人会・納税協会などに向けて、ビジネスローン融活力を提供しています。

一般のビジネスローンの違いは次のとおりです。

提携ビジネスローン:年2.1%~9.0%(提携ビジネスローン融活力)
一般のビジネスローン:年2.35%~9.0%

限度額に違いはありませんが優遇金利でお得になるため、三菱UFJ銀行提携の税理士からの紹介や、所属団体経由での申込が可能な場合は提携ビジネスローン融活力がおすすめです。

オリコ事業融資・ビジネスローン

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融資金額10万~300万円(個人事業者専用ローン)
100万円~1,000万円(法人および個人事業者用ローン)
金利6.0%~18.0%(個人事業者専用ローン)
6.0%~15.0%(法人および個人事業者用ローン)

オリコ事業融資・ビジネスローンでは、個人事業者専用のローンもしくは法人および個人事業者用のローンを利用できます。

個人事業者専用ローンは、法人および個人事業者用のローンよりも融資限度額が低口なっています。

しかし個人事業者専用ローンは個人事業者が融資を受けやすく、フリーローンよりも金利が低いためおすすめです。

有担保ローンとは

フリーローンや事業者ローンとは別に、有担保ローンで300万円を調達する方法もあります。

有担保ローンにはどのようなものがあるのか、詳細を確認しましょう。

有担保ローンは担保を提供する融資方法

有担保ローンとは名前のとおり、担保を必要とするローンです。

有担保ローンは担保の種類により次の3つに分けられます。

  • 不動産担保ローン
  • 契約者貸付
  • 定期預金担保貸付

それぞれのローンの違いや特徴を解説します。

不動産担保ローン

不動産担保ローンは、保有する不動産を担保に借入をおこなうため、一般的に融資額が大きく金利が低い特徴があります。

不動産担保ローンは総量規制の対象外にされていますが、担保にする不動産が自宅の場合に限り総量規制の対象です。

そのため総量規制により、自宅を担保にしても年収の1/3までしか融資を受けられません。

一方総量規制から除外される不動産担保には次のようなものがあります。

  • 駐車場
  • 別荘(セカンドハウス)
  • 自宅以外の不動産

総量規制を受けないと仮定すると、不動産の評価額に6~8割をかけた額が一般的な不動産担保ローンで借りられる限度額です。

融資を受ける金融機関によって割合が異なるため、内容をよく確認しておきましょう。

契約者貸付

契約者貸付とは、契約返戻金のある保険を担保にお金を融資してもらうローンです。

契約返戻金を担保にするとはいえ、借入限度額は担保になる契約返戻金の7~9割までで10割の借入はできません。

そもそも契約している返戻金であるため融資に追加の審査はなく、安い金利で借入ができる点が契約者貸付のメリットです。

ただし契約者貸付は保険返戻金が担保になるため、300万円もの大金を借入るのは難しいでしょう。

定期預金担保貸付

定期預金担保貸付は、定期預金の残高を担保にして借入をするローンです。

融資額は定期預金残高の9割が一般的ですが、預金額が多い方でも限度額を一律200万~300万円に設定する銀行もあります。

定期預金担保貸付は、定期預金を解約せずに資金を調達できるうえ金利も非常に低いため、比較的利用しやすいローンといえるでしょう。

有担保ローンの注意点

有担保ローンを借入る際の注意点は次の2つです。

  • 審査に時間がかかる
  • 登録費用などの手数料がかかる場合がある

それぞれの注意点の詳細を確認しましょう。

審査に時間がかかる

有担保ローンは、フリーローンのように即日融資はできません。

たとえば不動産担保ローンでは不動産の評価額の鑑定が必要ですし、契約者貸付では契約内容を確認しなければいけないため、審査に時間がかかります。

審査にかかる時間は1週間~1か月ほどです。

ローン契約に必要な書類を集める必要もあるため、余裕をもって申し込みましょう。

登録費用などの手数料がかかる場合がある

有担保ローンは、融資にあたって別途手数料がかかる場合があります。

不動産担保ローンに必要な手数料には、不動産の鑑定費用や登記費用、事務手数料などがあり、一般的に10万円から数十万円の手数料が必要です。

ローン契約に10万円を超える手数料が必要だと知らない方は、手続きを終えたあとで驚いてしまうでしょう。

有担保ローンを組む際は、契約前に具体的な手数料総額の確認がおすすめです。

目的別ローンとは

今すぐ300万円借りられるローンのなかに、低金利の目的別ローンがあります。

目的別ローンが他のローンとどのように異なるのか、特徴をみていきましょう。

資金の使用用途が決まっている

目的別ローンは名前のとおり、資金の使用用途があらかじめ決まっている融資方法です。

たとえば目的別ローンには、結婚式を借りるブライダルローンやマイカーローンなどがあり、受け取った資金を目的以外の用途には使用できません。

目的別ローンの代表例

目的別ローンの代表例には次のようなものがあります。

  • 教育ローン
  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • マイカーローン
  • 医療ローン

目的別ローンの中身についてみていきましょう。

教育ローン

教育ローンは、入学前に限らず必要なときに教育資金を申し込める融資です。

国の教育ローンの方が金利は安いですが、奨学金のような厳しい審査がないため融資の間口が広いローンといえます。

住宅ローン

住宅ローンは、住宅の購入時に受ける融資です。

住宅購入やリフォーム資金、住宅購入で発生する諸費用を調達するための諸費用ローンなどがあります。

自動車ローン

自動車ローンは、自動車またはオートバイの購入資金を調達するための融資です。

自動車の購入以外にも、修理や車検、カー用品の購入にも自動車ローンを利用できます。

マイカーローン

マイカーローンは、車を購入したり、車に関連する費用を賄うために利用される融資です。

 通常はローン会社や貸し手から提供され、借りた金額を分割して返済することが一般的です。

医療ローン

医療ローンは、医療費にかかる費用を調達するための融資です。

医療ローンの利用目的には、費用が高額な美容整形や審美歯科、脱毛などがあげられます。

目的別ローンの注意点

目的別ローンを利用する際の注意点は次のとおりです。

  • 保証人や担保が必要な場合がある
  • 融資までの時間が長い
  • カードローンに比べて申し込み条件や審査が厳しい

目的別ローンをうまく利用するためにも、注意点をしっかり把握しておきましょう。

保証人や担保が必要な場合がある

目的別ローンによっては連帯保証人や担保が必要です。

たとえば目的別ローンのなかでも融資額の大きな住宅ローンでは、購入した住宅が担保になります。

ローンの返済が困難になった際は、住宅を売却して債権者に返済しなければいけません。

融資までの時間が長い

目的別ローンは即日融資が可能なカードローンと異なり、融資までの時間が長くかかります。

目的別ローンの種類にもよりますが、一般的に1週間〜1か月ほどの時間がかかります。今すぐ融資が必要な方に目的別ローンは不向きです。

カードローンに比べて申し込み条件や審査が厳しい

目的別ローンは低金利で融資をおこなうため、比較的審査が厳しい傾向です。

また使用用途が決まっている目的別ローンは、請求書や見積書のような提出書類が多く、フリーローンよりも審査に時間がかかります。

300万円を借りた場合の返済額

300万円を借りた場合の返済額は、金利や返済回数によって大きく異なります。

早く返済したい場合は月々の返済額を多くすればよいのですが、返済に余裕を持たなければ生活がままならなくなる方もいるでしょう。

300万円を借りた場合の返済額について、シミュレーションを含めて詳細を解説します。

利息制限法の上限金利を守ったローンを選ぶ

まず融資を受ける際には、利息制限法の上限金利を守ったローンを選びましょう。

利息制限法(利息制限法1条)では、融資額に応じて金利の上限が定められています。

10万円未満年20.0%
10万円~100万円未満年18.0%
100万円以上年15.0%

利息制限法で定められた利息以上の請求は違法です。

しかし、法外な利息を請求する金融業者も珍しくありません。

すぐに融資を受けられるとしても、利息が高いために返済困難になるケースが多いため、利息制限法以上の金利を請求する金融業者に手をだすのはやめましょう。

返済シミュレーション

では実際に、300万円を融資してもらう際の利息や月々の返済額がどのようになるのか、具体的に解説します。

300万円の融資に対する上限金利15.0%で、シミュレーションは次のとおりです。

返済額返済期間返済総額
5万円9年4か月558万8,493円
6万円6年6か月474万2,333円

仮に毎月の返済額が1か月1万円に変わることで846,610円もの差が生じます。

1か月5万円なら余裕に返済できるイメージがある方もいますが、利息のみでも250万円以上です。

これでは借入金額とほぼ同額が利息となるため、得策とはいえません。

そこで返済額を1か月7万円、8万円にすると次のようになります。

返済額返済期間返済総額
7万円5年2か月432万7,253円
8万円4年6か月414万4,832円

なお月々10万円返済する場合、利息は80万円超、完済は3年半で可能です。

早めに完済できれば支払う利息も減りますが、生活が苦しくなっては意味がないため、毎月の返済額は生活費とのバランスを考えて設定しましょう。

今すぐ300万円を借りる際に注意したいポイント

今すぐ300万円を借りる際に気を付けたい注意点は次の4つです。

  • 法外な利息が請求される金融業者からは借りない
  • 毎月の返済計画を明確にする
  • 日常の生活ができる費用を計算する
  • 借入診断ツールで借りられる金額を事前に確認する

日常生活を過ごしながらの返済、300万円は決してすくない金額ではないため大変になるでしょう。

トラブルに巻き込まれないためにも、注意点を守って融資を申し込みましょう。

法外な利息が請求される金融業者からは借りない

今すぐ300万円が必要な場合でも、法外な利息が請求される金融業者に手を出してはいけません。

法外な利息が請求される金融業者では、貸し付けが難しい顧客でも簡単に融資をしてもらえる代わりに、法外な利息を要求します。

高い利息ではすぐに返済が滞るうえ、返済が滞ると大きなトラブルに発展します。

トラブルも報告されているため、法外な利息が請求される金融業者からは借入しないでください。

毎月の返済計画を明確にする

300万円の融資を受ける際は、毎月の返済計画を明確にしておきましょう。

毎月の返済額やそれに対しての利息を把握することで、計画的に返済をおこなえます。

また返済計画を頭に入れておくことで、余裕のあるときに繰り上げ返済するなど、早めの完済につなげることも可能です。

日常の生活ができる費用を計算する

返済額が多いほど完済が早くなるとはいえ、日常の生活資金が不足してしまっては意味がありません。

無理して返済額を上げるのではなく、まずは日常の生活費を計算して余裕をもった返済計画を立てましょう。

生活資金の不足で生活が苦しくなると、補うためににまた借金を重ねることにもなりかねません。長期的な日常生活を見据え、必要な費用をしっかり把握しておきましょう。

借入診断ツールで借りられる金額を事前に確認する

今すぐ300万円が必要な方は、まず借入診断ツールで借りられる金額を事前に確認することがおすすめです。

借入診断ツールでは、オンラインですぐに限度額の目安が分かります。

正式な申し込みで限度額が下がることもありますが、ある程度の借入可能額がわかるため資金繰りを計画しやすくなるでしょう。

最短で300万円を集める融資以外の方法

最短で300万円が必要な場合、融資以外にもお金を工面する方法があります。

あらためての申し込みが面倒な方や、借金の履歴を作りたくない方は次の方法を試してみるとよいでしょう。

  • 親戚や友人にお金を借りる
  • 不用品を売却する
  • クレジットカードで代用する

具体的にどのようにお金を工面するのか紹介します。

親戚や友人にお金を借りる

銀行やその他金融機関でお金を借りたくない方は、親戚や友人にお金を借りる方法があります。

親戚や友人からお金を借りる場合、利息を免除してもらえる可能性があります。

しかし300万円は大金であるため、簡単にお金を貸してもらえるとは限りません。

また親戚や友人にお金を借りると、今まで築き上げてきた信頼関係が借金を機に壊れてしまう可能性があります。

借金を申し込む際は気の置けない仲だとしても、誠意をもってお金が必要な理由や経緯を説明しましょう。

また親戚や友人の間といえど借金であるため、後々のトラブルを避けるためにも借用書の作成をおすすめします。

不用品を売却する

ネットオークションやフリーマーケットアプリを利用して不用品を売却し、お金を工面する方法があります。

ネットオークションやフリーマーケットアプリを利用すると、廃棄する予定のものも売れる可能性があるため、処分前に出品してみましょう。

たとえば昔のゲームソフトやトレーディングカード、レアな景品など、自身はまったく興味のないものでも他人には価値があるかもしれません。

スマートフォンアプリ一つで簡単に売買ができるため、処分前に出品してみるとよいでしょう。

クレジットカードで代用する

あらためて融資を申し込むのではなく、保有するクレジットカードで借入する方法があります。

手持ちのクレジットカードなら審査の手間もないため、必要なタイミングで代用しましょう。

キャッシングを使う

クレジットカードで借入する場合に利用するのは、クレジットカード付帯のキャッシング機能です。

クレジットカードには通常ショッピング枠と別に、キャッシング枠が設けられています。

キャッシングの限度額はクレジットカード作成時に決まっており、すぐに10万円~50万円を引き出せます。

クレジットカード付帯のキャッシングの場合、審査不要で利用できるうえ最寄りのATMですぐにお金を引き出せます。

ただしクレジットカード作成時にキャッシング枠なしに設定する方もいるため、自身のクレジットカードにキャッシング枠が付帯されているかどうかを確認しておきましょう。

なおクレジットカード付帯のキャッシングのみで300万円は引き出せません。

300万円がどうしても必要な方は、キャッシングではなくフリーローンを選ぶとよいでしょう。

まとめ

今すぐ300万円が必要な方に向けて、さまざまなローンの解説をまとめました。

300万円を借りる手段として、たくさんのローン商品があります。

しかしローンによって、金利や限度額、担保の有無、融資までにかかる時間などが異なるため、自身の利用目的に一番あうローンを選ぶとよいでしょう。

<参考>
プロミス
アコム
SMBCモビット

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